2023年下半期、本サイトで取り上げた動画の総決算です。最も紹介した動画が多かったチャンネル、YouTuber、動画の長さ、もっとも紹介したツイートが多かったTwitterアカウントなどを紹介します。
2023年上半期の総決算はこちらです!
紹介した動画数は155本、118チャンネル、総再生時間は24万8778秒です。
最も紹介したチャンネルは?
本サイトで紹介した動画が最も多かったチャンネルのランキングは以下のとおりです。
第1位 7本の動画 penguinz0
第1位はもはや総決算の常連となったpenguinz0(モイスト・クリティカル、またの名をチャーリー)が7本です。「俺は君らのパパじゃないから何でもかんでもコメントしてくるのを期待すんな」と言ってはいますが、話題のニュースに毎度コメントしてくれるチャーリーは記事を書く上で使い勝手がよく、つい使ってしまいます。相変わらずサムネとタイトルにやる気が感じられないままです。
第2位 6本の動画 Tea Spill
大方のティーチャンネルがなりを潜めてしまった今も健在のTea Spillが第2位でした。紹介した動画は6本です。
第3位 5本の動画 JAMARI
チャーリーと同じ種類の、話題になっている人物について語るチャンネルJAMARIが第3位でした。紹介した動画は5本です。チャーリーと違ってサムネはきちんと作られているのですが、動画のタイトルはやる気がありません。
「こいつを止めろ」「繊細すぎる体育会系」「誰かがこいつを止めた」「マジで悲しい」だそうです。多分、サムネだけを見て視聴してくれるファンがたくさんいるのでしょう。
第4位 4本の動画 Internet TodayとCANCELLED with Tana Mongeauとkayla says
4本で第4位になったのはInternet TodayとCANCELLED with Tana Mongeauとkayla saysでした。
Internet Todayはリッキーとエリオットの二人組がネットのネタや社会のニュースなどについて取り上げるチャンネルです。面白ニュースが多く、安心して見られます。CANCELLED with Tana Mongeauはご存じ2016年の生き残りタナ・モジョのポッドキャストです。派手なトラブルを起こし話題の中心にいたタナですが、最近では他人の炎上をポッドキャストで取り上げる方にシフトしたようです。kayla saysはセレブの話題やリアリティ番組など幅広く取り上げています。
第7位 3本の動画 The Young Turks
3本の動画で第7位になったのはThe Young Turks(略称TYT)です。ジェンク・ユーガー率いるニュース専門チャンネルで、革新派の立場を明確にしています。代表のジェンクは2024年の大統領選挙に立候補を表明しましたが、米国生まれではないため、実は立候補の資格がありません。それが不当であることを訴えるための立候補でもあったようです。
第8位 2本の動画 oompaville、MeatCanyon、Philip DeFrancoなど
2本の動画を取り上げ第8位になったのは、コメディYouTuberで同じなるブランドのアメを売り出しているoompaville(ウンパビル)、風刺の効いたアニメを作っているMeatCanyon、幅広いニュースを取り上げているPhilip DeFranco(フィリップ・デフランコ)、ゲーマー界を中心に調査報道しているSomeOrdinaryGamers(ムタハ)、廃墟探検YouTuberサム・アンド・コルビーのSam and Colby Reacts、TikTokerの炎上を古参YouTuberが語るポッドキャストのDo We Know Them?、最近顔出しをしたティーチャンネルの生き残りSpill Sesh、ヒップホップ系裁判を取り上げるCUFBOYS、ご存じ超大物YouTuberのMrBeast、いつも流行のTikTokerの炎上や話題を紹介するBFFs: Dave Portnoy, Josh Richards & Bri Chickenfry、TYTのジェンクの甥でTwitchストリーマーのHasanAbi(ハサン・バイカー)でした。
今期は一記事で新しいチャンネルの動画を大量に取り上げた記事がなかったため、常連が順当にランク入りした印象があります。
2023年下半期の傾向
今回も動画の長さをヒストグラムにしてみました。
動画再生時間の中央値は825秒、平均値は1605秒でした。いずれも2023年上半期と比べて大きく変化していません。最短の動画は65秒、最長の動画は1万4296秒です。
最短の動画はこちらです。
こちらの記事で取り上げました。
最長の動画はこちらです。
こちらの記事で取り上げました。
珍しいことに、どちらも年末の、前後して投稿した記事でした。
続いて、動画の総再生回数の分布です。
再生回数の中央値は約35.5万回、平均値は約461万回でした。再生回数の一番低い動画は220回、一番高い動画は1.5億回です。
再生回数が一番低いのはこちらの動画です。
こちらの記事で取り上げました。
再生回数が一番高いのはこちらの動画です。
カントリーとして珍しくビルボード・ホット100の1位は伊達ではありません。こちらの記事で取り上げました。
Twitterは?
2023年下半期に取り上げたツイートは306個でした。
もっとも多くのツイートを取り上げたのは、ポップ・ベース(PopBase)で9回、第2位はベンテレクトを告発したジョーダン・マックス(TheJordanMaxx)とキームスター(KEEMSTAR)で7回、第4位はとムタハ(OrdinaryGamers)で5回、第5位はポキメイン(Pokimane)とディロン・ダニス(dillondanis)とロザンナ・パンシノ(RosannaPansino)で4回でした。
ポップ・ベースはエンタメメディア、キームスターとムタハはゲーマー界の情報通です。ムタハは紹介した動画の本数でもランク入りしていました。ロザンナ・パンシノはミスタービーストを告発しましたが、最近は詐欺疑惑のあるThe Completionistを告発していますが何を告発しているのかよくわかりません。告発芸人になったのでしょうか。
2024年上半期に向けて
2023年上半期の総決算はつまらない広告塔ではなく、創造的な人気者が登場することを待ち望んでいると締めくくりました。果たして下半期はどうなったでしょうか?
YouTuberやTikTokerについては相変わらずです。今、もっとも創造的なのはTwitchストリーマーです。年末には「トップレス・メタ」(topless meta)が出現し(どんなものなのかは検索してごらんください)、利用規約のギリギリを狙って運営とせめぎ合いを続けています。そのほか、「消し線ストリーム」(censor bar stream)も出現していますが、こちらも検索してごらんください。本サイトでは書けません……。
全裸になってモザイクをかけて配信してる人もいるだなんて、お上品が売りの本サイトでは書けるわけがないじゃないですか!
Twitchで日々新しい工夫が出てくるごとに、人類にはまだ開拓できていなかったギリギリのエロがあることを思い知らされます。アマランス(Amouranth)が人気になったのもプールに入って水着で遊ぶホットタブ・メタが成功したからでした。毎度毎度、ギリギリのエロが人気になるところに人類の業の深さを感じます。
2024年度はもう少し、サイトで取り上げやすいブームが発生してくれることを期待します。皆様、よいお年をお迎えください。
Image: internet today The Worst & Craziest Moments of 2023!! – News Dump