2023年上半期、本サイトで取り上げた動画の総決算です。最も紹介した動画が多かったチャンネル、YouTuber、動画の長さ、もっとも紹介したツイートが多かったTwitterアカウントなどを紹介します。
2022年下半期の総決算はこちらです!
紹介した動画数は161本、114チャンネル、総再生時間は28万0465秒です。
最も紹介したチャンネルは?
本サイトで紹介した動画が最も多かったチャンネルのランキングは以下のとおりです。
第1位 6本の動画 Kai Cenat Live
1位は2023年上半期を代表するイベント、カイ・セナット(Kai Cenat)のサバソンの関連チャンネルKai Cenat Liveでした。こちらの記事で取り上げています。
第2位 5本の動画 BFFsとTea Spillとpenguinz0
いつも流行のTikTokerの炎上や話題を紹介し続けるポッドキャストBFFs: Dave Portnoy, Josh Richards & Bri Chickenfry、いまだ健在のティーチャンネルTea Spill、penguinz0(モイスト・クリティカル、またの名をチャーリー)が5本で2位になりました。相変わらずチャーリーはしゃべりが面白く、引き込まれるのですが、これまた相変わらずサムネにやる気が感じられないままです。アスペクト比ぐらいは直してほしい。
モイストのサムネの例です。
第5位 4本の動画 Dhar Mann
4本で5位になったのは「先が読めすぎて子どもだましですらないストーリー」で人気のチャンネルDhar Mannです。英語学習に使う人もいるようですが、英語以外の様々な言語版もあるので外国語好きの方は探ってみると面白いかもしれません。
俳優が待遇が悪いと訴えて話題になっていましたが、Dhar Mann側も反論し、明確な決着はついていないようです。
第6位 3本の動画 iDubbbzTVなど
3本で6位になったのはiDubbbzTV(アイダブズ)とOptimus(オプティマス)とFaZe RainとRocky StreamとSomeOrdinaryGamers(ムタハ)とボーブラックス(Bowblax)(ジョッシュ)とAdin Live(エイデン・ロス)です。
iDubbbzはボクシングイベントCreator Crush 2を主催し、イベント自体は好評だったようですが、アンチに批判されすぎてしょんぼりしています。
Optimasは炎上するインフルエンサーの時事ニュースを扱うコメンタリーチャンネルです。
SomeOrdinaryGamersも詐欺をはたらいたインフルエンサーやYouTuberの騒動を扱うチャンネルです。
FaZe Rainは株式上場を果たしたものの失速し低迷しているFaZe Clanの運営批判で話題でした。俳優のグレイス・ヴァン・ディーンと公開ケンカをしてランク入りしています。
Rocky Streamはフィッシュタンクのライブ関連チャンネルです。こちらの記事で紹介しています。
ボーブラックスはYouTuberのツイートを読み上げる動画を作っています。ツイートが消されてわからなくなってしまう騒動の記録が残るのは貴重です。
Adin LiveはTwitchを追放されKickの顔になっているストリーマーのエイデン・ロスの配信内容をクリップにして投稿するチャンネルです。エイデンが尊敬するパパを求めて迷走しているのが痛々しいのですが、本人のキャラは面白いままです。
第13位 2本の動画 MrBeast、Internet Todayなど
2本で13位になったのは、Mogul Mail、Atozy、Adam McIntyre、kodeerants、RedFoxComms、DELLA VLOGS、MrBeast、TomDark、Internet Today、H3 Podcast、No Jumper、Kavos、FULL SEND PODCAST、StevenCrowderでした。
アダム・マッケンタイヤー(Adam McIntyre)はコメディYouTuberのコリーン・バリンジャーを告発する動画を大量に投稿してランク入りしています。kodeerantsも同様です。ファンからの攻撃を受けて動画を大量に消してしまいましたが。
ミスタービースト(MrBeast)は相変わらず不動の人気を維持しています。慈善活動をすれば「恵まれない人々を人気取りに使っている」と諸方面から批判を浴びることもありますが、ミスタービーストの主要視聴層は気にしていません。
ポッドキャストのチャンネルも多くランク入りしています。
2023年上半期の傾向
今回も動画の長さをヒストグラムにしてみました。
動画再生時間の中央値は829秒、平均値は1742秒でした。いずれも2022年下半期と比べて大きく変化していません。最短の動画は31秒、最長の動画は2万4265秒です。
最短の動画はこちらです。
こちらの記事で取り上げました。
最長の動画はこちらです。
こちらの記事で取り上げました。セス・ザ・プログラマー(SethTheProgrammer)の告発動画です。
続いて、動画の総再生回数の分布です。
再生回数の中央値は約47.7万回、平均値は約383万回でした。再生回数の一番低い動画は220回、一番高い動画は1.5億回です。
再生回数が一番低いのはこちらの動画です。
こちらの記事で取り上げました。
再生回数が一番高いのはこちらの動画です。
ミスタービーストは圧倒的一位の座を守り続けています。こちらの記事で取り上げました。
なお、再生回数第2位もミスタービーストでした。昨年頓挫した日本進出を再び計画している模様ですが、公式な告知はありません。
Twitterは?
2023年上半期に取り上げたツイートは362個でした。
もっとも多くのツイートを取り上げたのは、ジュリア・デイヴィス(JuliaDavisNews)で11回、第二位はウィリー・マック・ショー(WillyMacShow)で8回、第三位はキームスター(KEEMSTAR)とジェイク・ラッキー(KEEMSTAR)とデクサート(Dexerto)で7回、第六位はインターネット・アナーキスト(internetanarch)とミスタービースト(MrBeast)で6回、第八位はニコラス・デオレオ(nicholasdeorio)とハサン・パイカー(hasanthehun)で5回、第十位はH3プロダクションズ(h3h3productions)、エイデン・ロス(adinross)、ジェフリー・スター(JeffreeStar)、GUARD HUNTER (HUN2R)、オーギー・RFC(AugieRFC)で4回でした。
ジュリア・デイヴィスはこちらの記事で取り上げました。現在も精力的にロシアのテレビプロパガンダを暴く動画を作っています。
YouTuberのウィリー・マック・ショーはTwitterで騒動があると必ず何か意見を投稿している印象です。
残念ながら、第十位に入ったYouTuberのオーギー・RFCのアカウントは凍結しています。
2023年下半期に向けて
2023年上半期にはYouTuber・TitToker・Twitchストリーマーは活発に旅行をし、特に、かなりの人数が訪日していました。イベントで一番注目が集まったのは、カイ・セナットのサバソンでしたが、フィッシュタンクのライブも注目を集めました。Kickが大物ストリーマーを盛んに呼び込んでいたのも印象的でした。どうやらストリーミングが熱いようです。
本サイトでは取り上げませんでしたが、セレブの騒動では、ヘイリー・ビーバーとカイリー・ジェンナーが(ヘイリーの夫ジャスティンの元カノの)セレーナ・ゴメスをいじめているのでは?というウワサもありました。真相は不明で、セレーナもファンの憶測をあおるような行動をとっていたことがわかっていますが、ヘイリーは殿堂入りと言ってもよいぐらいの嫌われっぷりです。
今後もストリーム界に活気があることを願いつつ、ミスタービースト以外の創造的な人気者が出てくることを祈っています。TikTokスターたちは軒並み広告看板になり、個性がなく、カリスマ性もなく、伝えたいメッセージも感じられない人ばかりの印象です。もっと情熱的で輝く次のスターの誕生が待ち望まれます。
Image: Hailey Baldwin suspected Bieber didn’t want to have baby because had a chance to return to Selena