未成年に暴行して逮捕されたRaulZitoと家族に暴行したChris Chanの事件

炎上

米国のYouTuberが騒いでいる騒動を2件まとめて紹介します。いずれも不快な内容です。悲惨なニュースに動じない方のみご覧ください。

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ストリーマーが逮捕

まずはブラジル人のフォートナイト・ストリーマーであるラウルズィト(RaulZito)が逮捕されたニュースです。フォートナイトは子どもに人気のゲームで、プレイ動画の主要視聴者は子どもです。ラウルズィトのYouTube登録者数は14万4000人でした。執筆時、チャンネルの動画はすべて削除されています。ラウルズィトの逮捕を伝えるツイートです。

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(2022年1月10日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)

写真のラウルズィトは鮮やかなピンクに染められた髭と真っ青な髪の毛をしています。異様な外見をしているラウルズィトをいじるYouTuberのジャスティン・ワンのツイートです。

このツイートには、「どこからどう見ても変な事件を起こしそうだよ!」というリプがついていました。

ラウルズィトが着用していたTシャツには「愛には性別も宗教もセクシュアリティーも肌の色も関係ない」と書かれています。ストリーマーのブリトニーは「何のつもりで着たんだろう」とツイートしています。

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(2023年4月10日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)

子ども向けチャンネルを運営していたクリエイターが小児■愛者だったというパターンはこれまでにもあります。マインクラフトのプレイ動画で人気になったキウイズや、未成年のファンに不適切な動画を要求して逮捕されたオースティン・ジョーンズの事件、EDP445の事件などです。

ザ・サンの報道によれば、ピンクの髭は登録者数5万人を記念し、青い頭髪は登録者数10万人を突破した記念に染めていたそうです。子どもにウケそうなアイディアですが、下心があったのでしょうか。

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クリス・チャン(Chris Chan)の事件

古参YouTuberのクリス・チャン(Chris Chan)1が「実の母親を性的に暴行した」と話す音声が流出して話題になっています。9分間の音声はこちらの動画です。

クリスは2000年代からYouTubeで活動してきました。精神的に不安定なため問題行動が多く、活動しているうちに熱烈なアンチが発生しています。クリスの奇行をまとめたドキュメンタリーを制作し続けているチャンネルもあるほどです。チャンネルはGenoSamuel2.1です。第一話はこちらです。執筆時チャンネルGenoSamuel2.1には58本の動画がありますが、すべてクリスをテーマにしています2

クリスは自閉症スペクトラム障害だと自称しています。流出した「実の母親を性的に暴行した」内容が事実であるかは判然としません3。音声が流出すると4、米国のTwitterでは「クリス・チャン」がトレンド入りしていました。

とばっちりを受けたのは、同姓同名の「クリス・チャン」です。同姓同名の「クリス・チャン」のバイオには「私はソニチュウではありません。」と書かれています。ソニチュウとは、クリスが描いていた漫画のキャラクターです。ソニチュウはソニック・ザ・ヘッジホッグとピカチュウを合体させた外見をしています。

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(2022年4月3日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)

同姓同名の「クリス・チャン」は、渦中のクリスと勘違いした人々から誹謗中傷をされアカウントを鍵付きにしてしまいました。

ラウルズィトとクリス・チャンの騒動が発覚する前日にYouTuberのキームスターは「最近、ネットつまらないんだよ! もう一か月間も面白い騒動がない!」と話していました。

偶然ですが、キームスターが「ネットつまらない」と発言すると、申し合わせたようなタイミングで事件が起こるとジャスティン・ワンはツイートしています。

2つの事件をYouTuberのオーギーRFCがこちらの動画で紹介しています。

Chris Chan did what now… WHY!!!!

【2021年8月3日追記】クリス・チャンはその後、逮捕されました。

Image: Bowblax

  1. 本名はChristine Weston Chandler、生まれたときの名前はChristopher Weston Chandlerだが、トランスジェンダーであると公表して名前を変えている?
  2. このチャンネルの執念も常軌を逸していると思う。
  3. クリスは長らくネット上で悪意ある人々の「いじりの標的」になっており、けしかけられて個人情報を自分でさらしてしまったこともあった。おそらくフィクションだと思われる性的経験を作品として公開したこともある。
  4. クリスと会話している相手は性的暴行について面白半分に聞き出そうとしている節があり、悪意があるように感じられる。
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