MrBeastが宣伝した私立学校がCharles Kochの資金で運営されていた 今後も動画企画が盛りだくさん

YouTuberニュース

大人気YouTuberミスター・ビーストがまたも批判されています。ミスター・ビーストはこれまで環境保全人々に食事や住居を提供し医療サービスを行うなど慈善活動をしてきました。

今回、ミスター・ビーストはアメリカの保守派の大富豪チャールズ・コークが支援している私立学校を紹介して、一部の人から批判されています。

ミスター・ビーストのYouTube登録者数は2億7600万人です。動画が公開されれば再生回数が1億回を超えることも珍しくありません。

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話題の私立学校

こちらが話題になっている動画です。ミスター・ビーストはジョージア州アトランタにあるロン・クラーク・アカデミー(Ron Clark Academy)を紹介し、学校の素晴らしさ、開校の背景、生徒の質の高さを取り上げています。ロン・クラーク・アカデミーの創設に関わった伝説の教師ロン・クラーク(Ron Clark)の功績も称えています。

We Schooled Hundreds of Teachers

何も問題なさそうですが、批判されている理由は出資者です。このロン・クラーク・アカデミーへ出資をしているのはスタンド・トゥゲザー(Stand Together)です。スタンド・トゥゲザーは2003年にコーク・ネットワークが立ち上げました。主としてアメリカの右派を支持する政治活動や権利拡充を目的とした活動をしています。

コーク・ネットワークの創始者はチャールズ・コークとデイビッド・コークの兄弟で、エネルギー大手企業を経営し、共和党の大口献金者でした(デイビッドは2019年に死去)。

この関係性が一部の人から批判される原因になっています。左派系ニュースメディアのTYTは「コーク兄弟は長らくアメリカの公共教育の廃止のために尽力してきた」とのニュース記事を読み上げています。

You're Not Gonna Believe Who Mr. Beast Took Money From

私立学校に資金を投入し、子供を私立学校に送れる層を囲い込み、公教育への関心と予算を低下させて弱体化させることが目的なのでは、と疑われています。

こちらの記事では明確な左派であるレイジ・アゲインスト・ザ・マシーントム・モレロKiller Mikeもスタンド・トゥギャザーから資金を受けているとあって、動画のために資金提供を受けているのは特に問題ないかもしれません。

ミスター・ビーストがこれらの背景を知りつつロン・クラーク・アカデミーを紹介していたのかは定かではありません。過去には「動画のために億万長者がしたい慈善活動の手伝いをする」とツイートしているので、今回もその方針で撮っていた可能性があります。

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YouTuberやストリーマーが集合

続いてミスター・ビーストのもう一つのニュースです。またも大量のクリエイターたちと撮影をしていたようです。YouTuberではローガン・ポールKSI、ストリーマーではポキメインカイ・セナット、TikTokスターではベラ・ポーチなどが参加しています。

これだけの人気者を招集できるのはミスター・ビーストだけでしょう。

ハンガー・ゲームも?

クリエイターの間ではハンガー・ゲームの企画が大はやりのようです。ストリーマーのカイ・セナットは「ハンガー・ゲームの構想を考えているよ。学校や病院とか入れて大規模にしたい。ミスター・ビーストにも協力してもらいたい」と話しています。

このカイの構想を知ったサム・ハイドは「俺も何億もかけてハンガー・ゲームを企画しているんだけど。6月25日公開だ。真似してるな……カイ、話をしよう。」とツイートしています。

これに乗っかって迷惑ストリーマーのアイス・ポセイドンも「俺もKickでストリームするハンガー・ゲームを企画中だよ。誰でも参加できて賞金100,000ドルも用意している。同時期にいろんなハンガー・ゲームができるね!」とツイートしています。

ある意味、どれも人気映画から発想を得ているので企画自体に独創性はありません。サム・ハイドはカイが真似していると思ったようですが。それぞれ夏の大企画になることは間違いなしです。楽しみですね。

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