悪事を告発したThe Act Manのチャンネルが非収益化され、個人情報を拡散して問題発言だらけのQuantum TVがおとがめなしのYouTubeは大丈夫なのか

YouTuberニュース

人気YouTuberアクトマン(The Act Man)のチャンネルが非収益化され論議を呼んでいます。アクトマンはSNSでYouTubeに判断を撤回するように訴えていました。アクトマンのファンは#JusticeForActMan1のハッシュタグを拡散して、YouTubeに抗議を続けています。

7年前からYouTuberとして活動しているアクトマンのYouTube登録者数は150万人です。

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アクトマンが非収益化されるまで

2022年4月10日アクトマンは、ゲーム『エルデンリング』を酷評したYouTuberのクアンタム(Quantum TV、YouTube登録者数6万8000人)を批判していました。クアンタムは仕返しにアクトマンを含む批判してきたYouTuberの動画に著作権クレームをすると脅して対抗します。

著作権クレームをされると動画が消されてしまう場合もあり、そのため著作権クレームは批判の声を封じるために悪用されることがあります。実際にはこれらの動画は批判のためにクアンタムの動画の一部を引用していただけなので、米国の著作権法では問題のない範囲(フェアユース)です。この著作権クレームをして批判の声を封じようとするクアンタムの悪行は、他のYouTuberから批判されます。クアンタムの過去のLGBTQ差別発言や、個人情報を暴く危険な行為も明らかになり、批判の声はますます大きくなっていました。

アクトマンは、4月23日に『著作権クレーム魔クアンタムTV(Copyright Abuse on YouTube – Featuring Quantum TV)』と題した動画を公開してクアンタムをまた批判します。

Copyright Abuse on YouTube – Featuring Quantum TV

規約違反をくり返すクアンタムにYouTubeは何らかの罰を与えるだろう、とアクトマンは期待していたようですが、何日経っても対策が講じられる気配はありません。そこで、アクトマンは6月2日に『YouTubeの暗黒時代 クアンタムTVは無罪放免か(The Dark Age Of Youtube – Quantum TV Found innocent)』と題した動画を公開して、YouTubeへの批判を開始します2

動画では、クアンタムがアクトマンの母親にかけた電話の録音内容も公開されていました。なんとクアンタムはアクトマンの母親の電話番号を特定して、通話していたようです。YouTuber同士の論争に母親を巻き込んだクアンタムの非常識さをアクトマンは暴露しています。そもそもアクトマンの母親の個人情報をなぜクアンタムは入手できたのでしょうか?

クアンタムの非常識な行動が暴露されたのでYouTubeがクアンタムを処分するかと思いきや、意外な展開が待っていました。なんと数日後、アクトマンの動画は規約違反とみなされ、アクトマンのチャンネルはストライクされてしまいます。その後、アクトマンはYouTubeから連絡があり、近日中にチャンネルが非収益化されると告知されてしまいます。6月8日、正式にアクトマンのチャンネルが非収益化されたと報告しています。

ここまでの騒動を見てきたYouTuberたちは、YouTubeへ抗議を始めます。

抗議の声

YouTuberのChris Ray Gun(YouTube登録者数63万6000人)のツイートです。

YouTuberの Cynical Reviews(YouTube登録者数48万3000人)の意見です。

クアンタムに著作権クレームをすると脅されたことがあるYouTuberのMischief(YouTube登録者数16万8000人)の意見です。

六月はプライド月間で、性的マイノリティーに対する啓発活動がよく行われます。差別発言をしていたクアンタムはなぜかおとがめなしのようです。

アクトマンのチャンネル非収益化に抗議するたくさんのツイートがハッシュタグ#JusticeForActManと共に投稿されていました。その後、アクトマンは非収益化に至った本当の理由を明らかにしています。

ツイートが原因だった?

6月9日、YouTubeはツイートでアクトマンのチャンネルを非収益化した理由を説明しています。YouTubeは「アクトマンは削除されたツイートでYouTubeの社員の身元を特定して、脅迫する行為をしたから」だそうです3

アクトマンは非収益化の判断されるに至った原因のツイートを公開しています。たしかに、アクトマンはただ嫌みを言っているだけのように読めます。

クアンタムはアクトマンの家族を攻撃していますが、いまだにお咎めなしなのは不可解です。アクトマンのチャンネルが再び収益化されるのでしょうか?

ここまでの内容はボーブラックスが動画にまとめています。

Why The Act Man Was BANNED From YouTube Monetization! #JusticeForActMan

YouTuber同士のトラブルや迷惑行為は放置して、皮肉でも自分たちに危害が及びそうになると過剰反応をするYouTubeの判断基準はおかしいように感じます。クアンタムの行動もはっきり規約違反で、非収益化されても仕方ないはずです。YouTubeは規模が大きすぎて整合的な判断が難しいのかもしれませんが、規模が大きいなら大きいなりに適正な判断を下す部署を拡充する必要があります。

Image: The Act Man was Unfairly Banned – YouTube Being Dumb BlueX HandSpirit Productions

  1. 「#JusticeFor〜」のハッシュタグは何か不公正が行われたと人々が感じ、抗議しているときによく使われる。最近では#JusticeForJohnnyDeppが記憶に新しい。
  2. 動画は削除されている。
  3. しかし、アクトマンの動画内でYouTube社員の実名を公開している箇所があり、こちらも非収益化された理由ではないか、と推測されている。アクトマンに非がないわけではない。
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