ジョニー・デップとアンバー・ハードの名誉毀損裁判の行方が注目されています。2017年に離婚した二人ですが、婚姻中にジョニーから家庭内暴力を受けたとアンバーは何度もメディアで主張していました。
ところが、裁判が進行するとアンバーがこれまで話していた内容とは異なる実態が明らかになっています。通報で駆けつけた警察官は「アンバーさんに目立った外傷は確認されなかった」と証言し、アンバーは多額の寄付をすると発表していたのに個人名義の寄付はわずか$350k(約4600万円)であったことなどが明らかになっています。
ベッドにフン?
裁判を見ている人の間でMe Too(ミートゥー)ならぬMe Poo(ミープー)ハッシュタグが流行しています。ジョニーとケンカしたあと、アンバーがベッドにウ○コをしたと証言が出ているからです。ベッドに人糞がある証拠の写真まで公開されています。
#AmberHeard#AmberTurd #MePoo 💩#AmberHeardIsALiar #AmberHeardIsAnAbuser#JohnnyDepp #JusticeForJohnnyDepp#JohnnyDeppIsInnocent https://t.co/5ly9O9OpXc pic.twitter.com/uvVhSLkrd2
— 🍫Boop🏳️🌈Bop🏳️🌈Beep🍊 (@Grumjum) April 28, 2022
このような絵も投稿されています。ジョニーの代表作『パイレーツ・オブ・カリビアン』のキャラクター、ジャック・スパロウが部屋に入るとアンバーが脱糞している、という絵です。
— DelPiero (@levilucescu) April 28, 2022
画風も含めて、今回の裁判をよく表しています。家庭内のいざこざとウ○コに目を向けるのはやめて、窓の外ののどかな自然に癒やされましょう。
このような証言が出てイメージが悪くなってしまうと、アンバーは今後俳優として活動するのは難しそうです。
アンバーの性格的傾向とは?
アンバーと12時間面談し、診察を行った精神科医シャノン・カリーが、アンバーの性格的傾向を証言しています。境界性パーソナリティ障害および演技性パーソナリティ障害であるそうです。
(2024年5月4日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)
演技性パーソナリティ障害の患者は注目の的になることを求め、パートナーを支配しようとする傾向があることもあります。境界性パーソナリティ障害の患者は見捨てられることへの不安が強く、気分が急激に変化することがあります。アンバーのように、この二つの障害は併発する人もいるようです。
お絵かきジョニー
裁判中、ジョニーもアンバーもうつむき机でメモをとっているような仕草をしています。後方から写した写真では、ジョニーはお絵かきを楽しんでいることが明らかになっています。お菓子のくまのグミも置いてあります。
Johnny Depp is drawing ☺️ 🖼 pic.twitter.com/Aq1WlFvFZJ
— ReemDepp – Johnny Depp Deserves Justice (@ReemDepp) April 27, 2022
ジョニーは描いた絵を弁護士に見せ、弁護士が感心する様子も捉えられています。
アンバーのファンはジョニーは58歳なのに子供じみている、と示唆する投稿をしています。
(2022年5月10日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)
裁判は長丁場で緊張する場面も多いのですが、笑いが起こることもあります。ストレス解消のためお絵描きも必要なのでしょうか?
アンバーのモノマネ動画
公判中のアンバーの顔が注目されています。アンバーは口をへの字に曲げ、不服そうな表情をしています。その表情をマネするTikTok動画が投稿されています。弁護士と会話をするときのアンバーの仕草をよく観察しています。
こちらもかなり誇張されていますが、似ています。全力で白目をむいています。
表情をマネすればこんなに似るのかと感動します。中継されているアンバーの表情が演技じみていて、しかも演技が下手だと指摘している人もいました。
寄付の額は?
ジョニーとの離婚で得た約7億円の和解金はアメリカ自由人権協会(ACLU)とロサンゼルスの子ども病院にそれぞれ3.5億円ずつ寄付したとアンバーは公言していました。
しかし、アンバーが寄付先として名前をあげていたアメリカ自由人権協会の執行責任者のテレンス氏は、アンバーの個人名義の寄付は$350,000(約4600万円)しかなかったと証言しています。加えてイーロン・マスクに関係する基金から$500,000(約6500万円)、別の基金から$350,000(約4600万円)、ジョニー・デップから$100,000(約1300万円)の4件から合計$1.3ミリオン(約1億7000万円)がアンバーから寄付された扱いになっているそうです。当初アンバーは3.5億円分の寄付をしたと発表していましたが、遠く及ばない額です。
さらにテレンス氏は「アンバーさんから経済的に苦しい状況にあると説明され、2018年以降の寄付はありません。」と証言しています。
According to #ACLU‘s COO and general counsel, the nonprofit organization reached out to #AmberHeard in 2019 about her next installment but learned she was having financial problems. @LawCrimeNetwork pic.twitter.com/ifEgIaaIOP
— Law&Crime Network (@LawCrimeNetwork) April 28, 2022
アンバーが「和解金はすべて寄付をした。」と誇らしげに話している映像が出回っています。
Today’s testimony w/ the ACLU admitting Amber did NOT pay them (or the LA Children Hosp) the 7.5 million, just made me so damn excited for when Ben Chew plays this clip to Amber Heard’s face & asks why she lied 😂 #JusticeForJohnnyDepp #AmberHeardIsALiar
pic.twitter.com/WvVteVdQ3N— Andy Signore (@andysignore) April 28, 2022
またもアンバーのウソが明らかになりました。経済的に苦しい状況にあると言っていたのも、本当なのか疑わしく思えてきます。
アンバーの弁護団が主張したのは
今のところ、アンバーの弁護団が出してきた証拠をまとめた投稿です。ジョニー・デップと仲が良かったマリリン・マンソン、2017年から発売されているコンシーラ、痣に効くと宣伝されているアルニカクリーム、マフィンです。
(2023年7月8日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)
マリリン・マンソンは複数の女性を暴行した疑惑がありますが、ジョニーが彼と仲が良かったとしてもジョニーも暴行をしていた証拠にはなりません。
マフィンは精神科医シャノン・カリーがアンバーとの面談前に「夫が買ってきたマフィンです」と話したせいで、患者の個人情報を漏洩したのではないか、とアンバーの弁護士が何度もマフィンについて質問したこと元ネタです。
アルニカクリーム(arnica cream)をアンバーの弁護士は「アミカクリーム」と間違えて発音しています。
疲れが見える判事
判事がウンザリしたような顔をしていると話題になっています。長い裁判なので疲れがたまっているのか、自分の進むべきキャリアを誤ったと後悔しているのか、お腹がすいているだけなのか、と推測されています。
まだまだ裁判は続きます。4月12日に始まった裁判は6週にわたり、週に4日、だいたい10時から5時までの予定で行われることになっています。
【2022年6月2日追記】名誉毀損裁判の結果はこちらで紹介しています。
Image: Amber Heard Claims it Was the Dog’s Bed Poop at Johnny Depp Defamation Trial