テイラー・スウィフトの性的なAI生成画像が拡散される ファンは怒り、法的措置も検討か

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テイラー・スウィフトのAIで生成された卑猥な画像が2024年1月24日Twitter(現X)に投稿され、拡散されて波紋を広げていました。ファンは怒り、テイラーは法的措置を検討すると発表しています。

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問題のアカウント

削除されるまでに画像は4500万回見られ2万4000件のリツイートがありました。拡散した一部アカウントは規約違反により凍結されています。

sparking outrage 2024

問題のアカウント

拡散されたのはテイラー・スウィフトがアメリカンフットボールを観戦しつつ性的な行為をしているという画像です。テイラーの現在の恋人でアメリカンフットボール選手のトラヴィス・ケルシーを応援するため2023年末から試合を観戦しているテイラーが目撃されていることが背景にあるようです1

問題の画像を拡散した多くのアカウントは認証マーク付きだったことも問題視されています。現在の課金すれば認証マークがつくシステムになって以来、認証マークつきのアカウントの問題行動が報道されることがよくあります。

拡散された画像を見た人の中には「テイラー本人がこういう画像が出てくるのを嫌がってそうなのがまたいいよね。」などと不適切な発言をして、YouTuberフィリップ・デフランコの動画で批判されています。

テイラーファン(スウィフティーズ)はTaylor Swift AIやProtect Taylor Swiftのハッシュタグを使用して大量のツイートをすることで問題の画像の拡散を抑えようとしていました。

いずれのワードも水曜日にトレンド入りしていました。

ここまでの内容はインターネット・トゥディで紹介されています。

Texas Governor Tries to Start a Civil War?! Taylor Swift's Horrific A.I. Dilemma – News Dump

インターネット・トゥディの司会者たちは、問題の画像を投稿しているアカウントを複数通報したそうです。ほとんどのアカウントが認証マーク付きで閲覧数を稼ぎ儲けようとしていたのだろうかと指摘しています。また多くの一般人がすでにAI生成画像の被害に遭っているものの、法改正までは至っていないことに言及し、有名人で注目度の高いテイラーが標的に遭ったことで犯罪行為とみなす気運が高まれば良いと話しています。

こちらの記事によれば、元画像はマイクロソフト・デザイナー(Microsoft Designer)で生成されたもので、AI生成画像を投稿するTelegramのグループで共有されていたようです。

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その後

テイラーは今回の被害に遭ったことで法的措置を検討していると報道されています。YouTuberのオプティマスは「特にテイラーのファンではないが、『たいした問題ではない』と言う人は、自分の母親、姉妹や近い人が被害に遭って数百万人に見られたら意見が変わるだろうね」と投稿しています。

2023年に複数の女性Twitchストリーマーがディープフェイクにより卑猥な画像や動画を作られる被害に遭い大問題になっていました。画像や動画が大量に出ており、AI生成されやすい有名人は標的になっています。

執筆時、Twitter上で「Taylor Swift」と検索しても表示されないようになっています。

拡散を防ぐための応急処置なのでしょうが、もっとましなやり方はなかったのでしょうか。メディアやリンクの含まれていないツイートなら検閲する必要はないはずです。

Twitterでは検索しても出てこないので、まるでテイラーはこの世に存在していないかのようです。それは冗談としても、テイラーはここ数年Twitter上では投稿をあまりしていません。当然ですが、AI生成画像への対策がとられるまで戻ってこないのかもしれません。

Image: Taylor Swift Explicit Photos FLOOD Social Media In Terrifying Deepfake Disaster

  1. 他には暴力的な画像もあったとも言われているが、未確認。
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