景気がよすぎてインフルエンサーの商売の見通しが暗い?スポンサーが減り、大幅収入減を訴える

YouTuberニュース

好景気なのはよいことです。しかし、好景気なせいで、YouTuberの商売が干上がりつつあるかもしれません。景気の過熱を抑え込むための政策がYouTuberの懐を直撃している兆候が見られます。

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2022年中盤、米国の景気

2022年5月の雇用統計では、失業者1人に対して求人が1.9件あり、これは歴史的な高さだと報道されています。新型コロナウイルス感染症のパンデミック以前でも1件をわずかに上回る程度でした。

失業率は3.6%で、これは2020年2月にパンデミックで経済が落ち込む直前の2020年2月に近い数字です。この2020年2月はここ50年で最も低い失業率でした。賃金も急上昇しています。

景気がよいのはよいことですが、失業率が下がり、賃金が上がると、物価も上がり始めます。消費者物価の上昇率は8.6%です。これほど急速に物価が上がるのは好ましくありません。

そこで、米国の中央銀行である連邦準備銀行(FRB)は、過熱しすぎた景気を冷ます政策を導入しました。利上げです。

金利を上げればお金を借りる人が少なくなります。お金を借りて投資をする人が減ります。投資が減れば、資源や人材の奪い合いも減ります。FRBは金利を調整して景気を適切なレベルに持って行くと明言しています。

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インフルエンサーマーケティングへの影響

金利が上がると投資が行われなくなります。この「投資」にはインフルエンサーへの投資も含まれます。金利が低ければお金を借りても利子はただ同然ですから、収益性の怪しい投資もどんどんできました。人気が出るか出ないかわからない中小インフルエンサーへの投資もそれです。大物インフルエンサーへも、効果がはっきりわからないままスポンサーをしていた企業もあるでしょう。

今後、投資が絞られるならば、インフルエンサーへの投資も細る可能性があります。事実、その兆候はすでに見え始めています。

こちらはその一例です。これまで気前よく多くのインフルエンサーにスポンサーしていたエナジードリンクのGFuelはスポンサー契約を大量解除しているようです。

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(2024年5月12日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)

GFuelやクリエイターが非倫理的なことは今に始まったことではありませんが、GFuelは契約を切りたがり、クリエイターはそれに怒っているようです。

また、eスポーツチームFaZe Clanの創設者FaZe Banksは最近気が滅入ると投稿しています。

禁酒はやめた。クソみたいな状況だ。220日前に戻ってしまった。この2ヶ月で何百万ドルも失った。今週、別れたのもある。家でも問題がある。いろんなことが同時にだめになってる。泣きっ面に蜂だ。2022は最悪だ。こんなのはいやだ。いつでも順調でいられるわけじゃない。いろいろ教訓があった。自分さえしっかりしていればなんとかなる。次に何をしたらいいのかわからない。どう立ち向かったらいいのかわからない。楽しくない。ずっと暗い。これだけは言っておきたかった。

FaZe Clanは違法すれすれの賭博仮想通貨詐欺にも手を出してきました。そんな「ビジネス」のプロにも状況は厳しく見えているようです。

しかし、いまだにインフルエンサーマーケティングに意欲を失っていない企業もあります。SeatGeekのインフルエンサーマーケティング担当Ian Barthwickのツイートです。

SeatGeekは2020年頃に人気YouTuberのデイヴィッド・ドブリックをスポンサーして大成功をしていました。YouTuberをスポンサーすることに積極的な企業という印象があります。しかし、Ianのツイートは、選別を厳しくすると宣言しているようにも読めます。スポンサー以外の、インフルエンサーを広告塔にしたエナジードリンク香水化粧品の発売も減ってくるかもしれません。

Image: Hans Eiskonen

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