ダニエル・コーンがマネージャーに騙される?あのお騒がせYouTuberもカモにされた過去が

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YouTuberのダニエル・コーン(Danielle Cohn)が動画を投稿してマネージャーからお金をだまし取られたと告発しています。ダニエルはTikTokアプリの前身であるミュージカリー・アプリで人気になりました。

シングルマザーの母親と兄を養うためにダニエルは幼い頃から一家の稼ぎ頭を務めています。ダニエルには年齢詐称疑惑があり、実年齢は2006年生まれの15歳なのでは?とウワサされていますが、真相はわかりません。ダニエルはスポンサー契約を得やすくするために、17歳だと主張している説があります。

2020年には中絶手術を受けたことをYouTube動画で明かしていました。ネットではいじられ、私生活では問題だらけのダニエルですが、今回はマネージャーに騙されたことを報告しています。

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ダニエルのマネージャーとは?

ダニエルを騙した疑惑があるのはマイケル・ワイスト(Michael Weist)です。マイケルは芸能事務所を運営しており、2018年に大炎上したタナ・モジョ主催のイベント『タナ・コン(TanCon)』のオーガナイザーでした。

『タナ・コン』は、大々的に発表されていたにも関わらず悲惨な失敗に終わっています。会場の収容人数1018人の5倍に当たる5200枚のチケットを売っていたせいで、会場の外に人があふれ出します1。炎天下で長蛇の列をなして待っていたファンは熱中症になり救急車で運ばれ、入場できないファンは怒りだし「チケット代を返金しろ! タナは姿を現せ!」と怒鳴り始めます。騒然となった現場に警察が来て、イベントは解散を余儀なくされました。

後日、タナは『タナ・コン』の失敗を謝罪しつつも、責任を負うべきなのはオーガナイザーを務めたマイケルだと主張します。購入者からチケットの返金を要求されていましたが、マイケルの会社が破産申請をしたことで事態はうやむやのうちに終わっています。この事件のせいで、タナもマイケルも評判に傷が付いています。

マイケルは2021年になり、テレビ番組『ドクター・フィル』に出演して、相変わらず詐欺師のようなずさんな仕事をしていると元クライアントや元アシスタントから告発されていました2

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ダニエルの告発

そのマイケルが、ダニエルのマネージャーを務めていたようです。こちらが視聴者の質問に答えているダニエルの最新動画です。

ADDRESSING THE HATE + FULL TRUTH! **LOST SO MUCH**

動画でダニエルは「最近、マネージャーにお金をだまし取られて、サインまでねつ造されていたと知った。みんなからマネージャーは自分の母親ではなくプロに頼むべきだって言われたから、そうしたのに。信用できるのは家族だけだよ。他人にお金を奪われるより、家族にお金の管理を任せた方がいいとわかった。」と話しています。

ダニエルはマイケルの名前を出していませんが、視聴者はマイケルのことだと指摘しています。

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(2021年12月12日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)

災難続きのダニエルですが、周辺の大人たちから雑な扱いばかりされていて気の毒です。ダニエルが成人すれば問題はなくなるのかもしれません。

おまけ:タナ・コンとは

YouTuberが一年に一度、集結するイベントがあります。それはVidCon(ヴィッド・コン)です。VidConは動画制作のクリエイターが集まる大規模コンベンションです。2010年に始まり、10年以上にわたり毎年開催されてきたイベントは2021年にも10月22日から24日に開催される予定です(公式サイト)。

VidConには基本的に「お利口さん」なYouTuberが参加します。教育・学習系チャンネルや子ども向けチャンネルのクリエイターが手厚く招待されている印象です。クリエイターにはクリエイターズ・パスが渡され、一般の来場者とは別の出入り口やフロアを利用できます。

2017年のVidConの広告ポスターにはジョーイ(Joey Graceffa)がプロデュースしたYouTubeオリジナルシリーズ『Escape the Nightシーズン2』が大々的に使われていました。出演者の中には炎上系YouTuberのタナ・モジョも含まれていました。タナはVidConの広告塔に起用されていたにも関わらず、運営からクリエイターズ・パスが渡されていませんでした。

クリエイターズ・パスがないままVidConに参加したタナは、一般客と同じ場所をウロウロしたため、興奮したファンに囲まれセキュリティ上の問題になっていました。VidConの運営は会場で問題を起こしたタナを出禁にします。

VidConが自分を集客に利用した上に意地悪をしてきたと気付いたタナは、翌年の2018年のVidCon開催と同じ日に、『タナ・コン』を主催すると呼びかけます。同日に、しかも徒歩圏内の会場でイベントを催すのはVidConにケンカを売るためでした。

タナ・コンでは大物YouTuberのイベントも数多く予定されていました。チケットを購入したファンだけではなく、YouTuberたちも大失敗した『タナ・コン』の巻き添えをくらっています。この大失敗のイベントの運営に関わっていたのがマイケル・ワイストです。なぜまだ業界で生き残れているのか、不思議です。

  1. 当日集まった人の数は2万人以上だった、とタナは振りかえっているが、実際は当日のチケットを購入した人を含めて、多くとも8000人ほどだったと言われている。
  2. このような動画“TanaCon Organizer Denies Allegations That He Degrades People”。
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