ビヨンセのライブにセレブ集結が話題 ティモシー・シャラメ、メーガン・マークル、ジェフ・ベゾス、ジェンナー家 そしてジョナス/ターナー離婚と共通点?

セレブ・エンタメ

ビヨンセ(Beyoncé)の『ルネッサンス(Renaissance)』ツアーが世界中で熱狂を巻き起こしています。

ツアーは2023年5月10日、スウェーデンから始まりました。走り出しからこのツアーは、スウェーデンのインフレ率が2023年5月に急上昇した原因だと疑われるなど、音楽業界にとどまらず話題になっていました。

夏に入って米国ツアーが始まり、客席にいるセレブたちが見つかり、ネットをざわつかせていました。その一端をご紹介します。

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ジェフ・ベゾスとクリス・ジェンナー

こちらはAmazonの創業者で大富豪のジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)とその婚約者、そしてカーダシアン・ジェンナー家のママジャーことクリス・ジェンナー(Kris Jenner)です。恐ろしい顔ぶれ意外な取り合わせですが、交流があるようです。ただただ恐ろしい。

ジェフ・ベゾスもクリス・ジェンナーもビヨンセのライブに行くということは、ライブは大金持ちにとっても楽しみであるようです。言い換えると、大金持ちの楽しみも、庶民でも手が届く程度のものであるようです。そう考えると、現代社会はとてもよい社会なのかもしれません。

筆者としてはジェフ・ベゾスやクリス・ジェンナーと一緒にライブを観るのはキツそうなので遠慮しておきたいところですが(どっちがどっちを接待しているの?)、大金持ちの考えることはわかりません。蓼食う虫も好き好きですし、ネバダ州の泥の中で立ち往生する(一名死亡)とか、大失敗になること間違いなしのイベントに大枚をはたいて参加するのがエンターテイメントになる時代です。

ひとりぼっちでジェットコースターに乗るのとどちらが楽しいのでしょうか? こちらは2022年にディズニーランドのスペースマウンテンで目撃されたジェフ・ベゾスです。

なお、カーダシアン家もディズニーランドのアトラクションを貸し切りにして一般客を外で待たせたことがあります(記事)。一般客に自分たちが「特別」なところを見せつけるのが彼らの本当の喜びなのかもしれません。

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カイリー・ジェンナーとティモシー・シャラメ

クリス・ジェンナーの娘、カイリー・ジェンナー(Kylie Jenner)もライブ会場で目撃されていました。しかも、最近付き合っているとウワサされていたティモシー・シャラメ(Timothée Chalamet)と一緒で、なんとキスをしています! ……明らかに、パパラッチを呼んで撮影させています。また売名か。

ツイートでは「黒人(ラッパーのトラヴィス・スコット)と子どもを作って別れたら白人と付き合うなんてサイアク」と言われています。……そこまで言わなくてもいいんじゃないかと思いますが、カイリーが何をしても気にくわない人は多そうです。

カイリーとの交際を公にしたことで、ティモシーのファンはショックを隠せないようです。会場でいちゃつくティモシーとカイリーの動画を前にマントを着た悲しそうな人が立っています。

動画のコメントでは、「オリヴァーが結婚すると知ったエリオの気分」とティモシーが主演した『君の名前で僕を呼んで』になぞらえている人が複数いました。ティモシーのファンにはティモシーがカイリー「ごとき」と付き合うのは許せないのかもしれません。どっちもどっちじゃないかな。

メーガン・マークル(とその夫)

こちらは、「ビヨンセのコンサートに行き、テイラー・スウィフトのコンサートには行かなかったメーガン・マークル(Meghan Markle)は計算高い」といじる投稿です。

英国を離れ、オプラ・ウィンフリーのインタビューを受けたころは「メーガン・マークル(とその夫)はかわいそう!」と同情されていましたが、最近は批判されることも多くなってきました。鳴り物入りだったポッドキャストにやる気が感じられなかったことに始まり、英国にいた頃の振る舞いがなっていなかったと指摘する声まで出て、やることなすこと難癖をつけられる人になりつつあるようです。

その投稿者をさらにいじる投稿があります。

半分同意しますが、そこまで言わなくてもいいんじゃないでしょうか。「『しきたりが厳しいのが有名な家に嫁入りしたら耐えられなくて夫も連れて逃げ帰った人』が好感度を上げたくて必死なのを批判している人を批判している人」というややこしい構図です。

ビヨンセも、メーガンも黒人(の血が入った)女性ですし、メーガンを批判している人も、それを批判している人も、どうやら同様のようです。何か思うところがあるのかもしれません。対照的に、テイラー・スウィフトのファンは圧倒的に白人女性が多いと言われています。……ところで、メーガンのは何をしている人でしたっけ? 無職?

ジェフリー・スター

なお、美容YouTuberのジェフリー・スター(Jeffree Star)もビヨンセのコンサートを観に行っています。

Jeffree Starr, Terry Crews and More Attend Beyoncé's Renaissance Tour in Inglewood, CA

2019年だったら、これだけで美容YouTuberのゴシップを扱うチャンネルが次々動画を出したはずですが、そんなこともなくなりました。静かになったものです。

ライブとは関係なく、離婚する夫婦

最後はビヨンセのライブとは直接関係はありませんが、実は共通点があるかも?という話です。

元ディズニースターでジョナス・ブラザーズのジョー・ジョナス(Joe Jonas)と俳優のソフィー・ターナー(Sophie Turner)夫妻が離婚すると発表しました。この発表の後、ソフィーのイメージを汚すような報道が続いています。

「ソフィーがパーティー好きだがジョーが家にいるのが好きで、性格の不一致があった」と報じられていることについて、こんな意見があります。

一部の人々は、ジョー・ジョナスの広報が離婚に有利になるように情報戦を仕掛けているとみているようです。

 

recovered tweet 1699551307218989302

(2024年1月27日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)

ジョナス対ターナー離婚騒動は、早くもデップ対ハード離婚裁判を再現したかのように、ネットで注目が集まり議論が沸騰する話題になりつつあるようです。……まだ大騒ぎするほどではないように見えるのですが。

どうやら、X(旧Twitter)ユーザーは炎上に飢えているようです。ハリウッドの脚本家組合のストライキは100日以上、俳優組合のストライキは50日以上となり、映画スターたちが公の場に姿を現すことがほとんどなくなりました。エンタメ業界は話題欠乏症に陥っています。

ストとは関係ないアーティスト(ビヨンセ)が活躍する中、暇になった俳優(ティモシー)と元俳優(メーガン)がリアリティ番組のセレブ(クリスとカイリー)や大富豪(ジェフ)と話題を振りまいて場を持たせているところに、みんなして飛びついているように見えます。ジョーとソフィーも話題作りに加勢してくれたのかもしれません。ジェフリーもです。そう考えると、働き者の有名人たちに感謝(?)がわいてきます。

……メーガン・マークルの夫(無職)にも話題作りをして民草を喜ばせる技術を身につけてもらいたいものです。スペアとしてはもうお払い箱で、自分でお金を稼がないといけませんからね。

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