ピューディパイは白人至上主義者だと主張する人物が、ピューディパイのアカウント停止を求めて署名活動をしています。発起人はMaria Ruiz (マリア・ルイズ)さんです。
彼女はこう主張しています。
クライストチャーチ(ニュージーランド)で発生したモスクを狙った銃乱射事件を受け、私たちは白人至上主義のコンテンツをYouTubeから排除する活動を始めました。ピューディパイは白人至上主義のコンテンツを提供している最大のチャンネルです。ピューディパイは幾度も白人至上主義者やナチズムに傾倒したコンテンツを投稿しています。
懸念すべきは彼のチャンネルは人格形成期の子どもを対象にしていることです。ニュージーランドの銃乱射犯はピューディパイの名前を口にし、チャンネル登録するように呼びかけまでしていました。
さらにマリアさんはピューディパイがいかにYouTubeにふさわしくないか理由を箇条書きにしています。
ピューディパイは過去に
こちらが署名を受け付けているchange.orgのページです。執筆時点で71,000人以上が署名しています。コメントするためには署名をしなければいけないので、書き込みをしたいピューディパイのファンは仕方なく署名しているようです(矛盾)。
ピューディパイのファンは反撃に出ています。マリア・ルイズをインターネットから排除しよう(リンク)!と「正直な9歳3」という人物が署名活動を始めました。
動画ニュースにもなっています。
マリアさんの「人種差別や不適切な表現を一掃しよう」とする動機は素晴らしいものだと思います。が、個人的にピューディパイは人種差別的だとは思いません。ピューディパイの動画を見た経験はあまりなく、大手メディアの報道を鵜呑みにしているだけでは?と思ってしまいます。(報道されている記事の例は‘An attack by the media’: Pewdiepie apologizes for Nazi jokes but says the press is out to get himなど。)たしかに、本物の人種差別的動画もYouTubeに存在していますが、ピューディパイを攻撃するのは見当違いだと思います。
【2019年4月7日追記】ピューディパイ本人が今回の署名活動について動画を投稿しました。
マリア・ルイズさんの主張はでっち上げか6年ほど前に起こったことで、間違いだらけと話しています。
ピューディパイが批判される理由はこちらで記事にしています。
参考:Over 50,000 sign petition to remove PewDiePie, “White Supremacist content” from YouTube