仮病で人気を得たTikToker?ふつうの人のふりをした俳優だったTikToker?TikTokはにせ者だらけ

おもしろネタ

TikTokでは毎日のように話題になる動画が出現し、小規模な流行が発生します。TikTokの代表格になっているダンス動画だけではなく、旅行の動画や「ふつうの人」が興味深い体験談を明かす動画も人気です。

「私は殺人犯がよく出る家系の生まれです」、「お母さんが亡くなった数か月後、お父さんが愛人と再婚した。再婚した数か月後、お父さんまで他界してしまった」、「友だちに裏切られた」、「変わったクセを告白します」など興味深い動画に事欠きません。

でも、もし動画を投稿した「ふつうの人」が実は台本を読んでいる俳優だとすれば、どうでしょう。今回はTikTokで見つかった「なりすましの俳優TikToker」と「仮病TikToker」をまとめて紹介します。

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俳優だったTikToker

この投稿者は「お姉ちゃんの婚約者が私のルームメイトと浮気してるからその証拠をお姉ちゃんに見せたらケンカしたけど仲直りした。」と話しています。この女性の名前はシンディです。

@sydneyplus Reply to @sydneyplus SEE U TONIGHT BESTIES!! ❤️😈🥊 #cheater #exposed #sister #fiance #fictional #dating #relationship #wedding #fyp ♬ could cry just thinkin about you – favsoundds

シンディは自称「マッチングアプリを運営する会社に勤務」しているそうです。

シンディは会社で顧客情報を見ていたところ、お姉さんの婚約者が女性とメッセージをやりとりしていると知ります。その体験から「関わらない方がいい男の四箇条」を動画で発表していました。そのTikTok動画は10万回以上再生され、タブロイド紙のニューヨーク・ポストはシンディの動画をもとに記事を書いています。

シンディは実は俳優だったと最近、明らかになっています。シンディの動画に出てくるお姉さんの婚約者の浮気相手カルメンも俳優でした。仕掛けたのはメディア会社のフォーフロント(FourFront)です(公式サイト)。フォーフロントは8個のTikTokアカウントを運営しているそうです。

フォーフロントの共同設立者のイアン・ベンジャミン氏はこのように話しています。「視聴者を騙そうとしたわけではありません。視聴者はこれらのアカウントを俳優が演じていると理解して見ています。短縮版の昼ドラを見ている感覚です。」

フォーフロントの俳優たちが活躍しているのはTikTokだけではありません。YouTubeで所属俳優が全員参加している動画を公開しています。「誰が億万長者の遺産を相続するのにふさわしいでしょうか?」という企画です(動画リンク)。

以上の内容はアッシャー・ショーが紹介しています。

These Tik Toker Influencers Are Actually Paid Actors!

信じている人もいるかもしれないのでフォーフロントの説明はちょっと不誠実かもしれません。

仮病を使うTikToker

俳優ではなくとも、本当の自分とは違うウソの内容を投稿する人々もいます。彼らは自称「摂食障害、不安障害、トゥレット障害だ」などの病気だと主張してフォロワーを集めていると問題になっています。病気に関するウソ情報を拡散することで、偏見を助長する可能性があるからです。

YouTuberのテミミが動画にまとめています。

People will fake anything on TikTok for views, including disorders

仮病を使ってフォロワーを集めて問題になっているアカウントは無数にありますが、なかでもN3k0bit3とTicsAndRosesの問題を指摘しています。TicsAndRosesはRedditで議論されるほど注目されていました。

TicsAndRosesの親族を名乗る人の投稿には「彼女はトゥレット症候群と診断されたことはない。唯一、診断名が付いたのは失読症だ。」という書き込みが発見されたり、別のアカウントでは症状がない状態で長い間話していると指摘されたりしていました。その後、明らかな仮病だと発覚した結果TicsAndRosesのアカウントは削除されています。

こちらの記事でも紹介していますが、TikTokTicというハッシュタグがあるほどチック症の関連動画が投稿されています。本当に症状のある人もいますが、注目を集めるためや、症状をいじるために投稿する人が多く紛れ込んでいるようです。

フォロワー数を増やすための工夫でうまれたTikTokの偽アカウントですが、YouTubeでは新しいものではありません。2006年には俳優が演じていたと発覚した『ロンリーガール15』というチャンネルが話題になっていました。

ウワサ話を使った広告戦略は昔から試みられてきましたが、現代ではそれが当たり前に広がっています。一般人が語っている「てい」だと信じてしまいがちですが、注意しましょう。

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