チック症状をいじられたユーチューバーが反撃すると動画が削除された TikTokチックの正体は?

YouTuberニュース

6月に共同ポッドキャスト『フレネミーズ』の収益の配分をめぐり犬猿の仲になったイーサン・クライン(Ethan Klein)とトリシャ・ペイタス(Trisha Paytas)がいまだに地味な争いを続けています。

トリシャはイーサンの義理の兄にあたるモーゼス・ハクモン(Moses Hacmon)と婚約しています。モーゼスはかつての交際相手たちからステルシングを告発され炎上しています。

イーサンは被害者の女性を信じると話していますが、トリシャは「女たちはウソをついている」と反論しています。これから親戚になる予定のイーサンとトリシャですが、和解の兆しは見えません。

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トリシャのいじり

イーサンにはチックの症状があります。ポッドキャストで共演中にトリシャはイーサンの症状をいじることがありました。その場面はこちらのTikTokでまとめられています。

@contradictionsoftrishReply to @denicatt @trishlikefish88 ##trishapaytas ##trishlikefish @h3_podcast ##ableism♬ original sound – ContradictionsOfTrish

チックは自分の意思で制御することは難しいことが多く、トリシャのいじりは許されません。しかしトリシャは反省する様子もなく「私だってイーサンからデブって言われた! ポッドキャストが終了したら、私だけ悪者扱いされているのは許せない。」と話し1、いじりを正当化していました。このトリシャの発言をまとめた動画にリアクションする動画をイーサンはTikTokに投稿していました。

イーサンが投稿した動画では、イーサンはトリシャの発言の一つ一つに呆れた様子をしています。

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この動画はすでに削除されています。イーサンはなんと、この動画は自分で削除したのではなく、TikTokに削除されたと明かしています。

TikTokに限らず動画プラットフォームの削除基準は一貫しないことがしばしばです。イーサンの動画はたまたま厳しく判断されてしまったのでしょう。

TikTokチック?

チック症状は人目につきやすいため、いじめの標的になることもあります。一方で、「気になる症状」であるらしく、TikTokではチック症状の例を示し、語る動画が人気になることもあります。

こちらのウォールストリートジャーナルの記事によれば、最近米国でチック症状を訴えて病院に受診する若年女性が急増しています。パンデミック以前に比べて受診者が10倍になった病院もあるようです。奇妙なのは、チック症状やチック症状が出るトゥレット症候群は男の子の方が女の子よりも多いとされているのに、今急増しているのは女の子のチック症状であることです2

この原因は、トゥレット症候群のあるTikTokerの動画が人気になっていることではないかと指摘されています。こちらの報告によれば、チック症状を示すTikTokerの70%近くがほかのTikTokerから症状がうつったと語っています3。この報告には2011年にニューヨークで同じ高校に通う生徒たちにチック症状が集団で発生し、大きな注目を集めたことも記されています。生徒たちの症状は学校が休みになると落ち着きました。対面で症状がうつるなら、SNSでうつる可能性は確かにあります。

成人した二人のけんかをよそに、多感な少年少女たちはTikTokから様々な影響を受けているようです。

Image: ETHAN KLEIN JUST ENDED TRISHA PAYTAS CAREER

  1. こちらのポッドキャストにトリシャがゲスト出演した際の発言。
  2. 発症年齢が高いのも特徴だと報告されている。
  3. なおこの報告には、彼らのうち60%以上が「コイツは注目を集めたくてウソのチックを見せているに違いない」という攻撃に応答する動画を投稿している一方で、60%以上がチック症状に関係する商品を売ったりなどして利益を得ている、と大真面目に書いてある。
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