YouTuber/TwitchストリーマーのYourFellowArab ハイチで誘拐、その後解放される

YouTuberニュース

ストリーマーでYouTuberのユア・フェロー・アラブ(YourFellowArab、本名Addison Pierre Maalouf、以下アラブ)がハイチで誘拐され身代金を要求されていました。現地に仲介が入り無事に解放されていましたが、そもそも渡航を控えるべきハイチになぜアラブは入国していたのでしょうか?

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アラブの動機

外務省の海外安全ホームページによれば、ハイチは危険度レベル4の退避勧告が出ています。「長引く政情不安に加えて、首都圏や主要都市においてデモやストライキが断続的に発生し、武装集団(ギャング)による誘拐等の犯罪行為が頻発しています。」と注意喚起されています。

アラブはもともとフォートナイトをプレイするストリーマーとして人気になりましたが、最近は危険地帯を徘徊して動画にするクリエイターになっていたようです。YouTubeではメキシコのカルテルに侵入したり、ドバイの偽ブランド品店を取材した動画の再生回数が多くなっています。YouTube登録者数143万人、Twitchフォロワー数62万人です。

こちらはアラブが誘拐される前の投稿です。入国の制限があるのでホテルの客は自分たちしかいない、こんな所に来るのはバカなYouTuberくらいだ、大きなホテルがすべて貸し切りの状態でせっかくなのでプールを使ってみようかなと話しています。

自分をバカなYouTuberと形容していますが、見事にバカなYouTuberに起こりそうなことが身に降りかかりました。

今回のハイチ渡航も危険地帯を覗く目的があったようですが、3月14日頃ギャング団“400 Mawozo”に拘束されてしまいました。ギャングは身代金$600,000(約9000万円)を要求しています。

ギャング団“400 Mawozo”はハイチ最大のギャング団とされ、主として外国人を誘拐して身代金を要求することで有名です。

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解放される

ギャングに拘束されれば命の保証はありませんが、アラブは無事に解放されたようです。

その後、本人が声明を出しています。

アラブは九死に一生を得て、神様、神様と連呼したくなる精神状態のようです。アラブは“Christ is King”と言っていますが、最近キャンディス・オーウェンス(Candace Owens)とベン・シャピーロ(Ben Shapiro)の間に起こったよくわからないもめ事のキャッチフレーズとは関係ないと思います。これは本当に訳がわからないので、気になる方はKnowYourMemeをご覧ください。

誘拐された後にツイートするとはクレイジーだ、とYouTuberのアダム22は投稿しています。

さらにポンコツストリーマーのスニーコ(Sneako)のストリームに参加して「身代金を要求するために母親の連絡先を聞かれたが、母親に連絡したら発作を起こして死ぬと説明して弟に連絡することにした。FBIに指名手配されてる誘拐犯に料理を作ってもらった。」と話しています。

ずいぶん脳天気ですね。FBIに指名手配されてると言っていますが、Wikipediaにもギャングの幹部が2024年2月に米国の裁判所で武器を密輸したことを認めたと記載があります。

ここまでの内容はムタハが動画で紹介しています。

The Kidnapping of YourFellowArab…

実際のところどのような交渉があり解放されたのか、詳しいことはわかりません。

動画のためとはいえ命を落とすかもしれない所に赴くとは、すごい度胸です。今回は解放されましたが、命を落としていてもおかしくありません。

ちなみにギャングの幹部が裁判にかけられたのは、武器をハイチから米国に密輸したのではなく米国からハイチに密輸したからです。米国は武器とYouTuberを輸出し、ハイチは輸出されてきた武器で輸出されてきたYouTuberを誘拐するスキームなのですね。

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