Kai CenatがTwitchバンになりKickやRumbleから勧誘される

YouTuberニュース

大人気ストリーマーのカイ・セナット(Kai Cenat)がTwitchの配信停止処分を受けました。配信停止を発表したカイの元にRumbleやKickから勧誘が来ています。

カイはTwitchのサブスクライブ数記録を2023年3月に塗り替えたほどの人気です。カイのYouTube登録者数は367万人。クリエイター集団のAMPのメンバーです。

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勧誘の声

2023年4月17日、カイはTwitterで「配信停止になった」と発表しています。

執筆時、カイが配信停止処分になった理由は明かされていませんが、ファンの間では室内でバイクに乗ったからではないかと推測されています。

Kai Cenat Tries to Ride a DIRTBIKE In His Room..

カイの発表にすかさずリプをしたのは、Kickの代表的なストリーマーであるトレインレックです。

トレインレックは鞄を準備して、カイと契約する気満々の意思表示をしています。KickはこれまでにNikeの特注スニーカーをカイにプレゼントして、勧誘をしていました(動画)。若年層に影響力があるカイをどうしてもKickに呼びたくて仕方がないようです。

KickはTwitchに対抗してユーザーを増やそうとしている動画ストリーミングのサイトです。Twitchより規約が緩いことを売りにしているようです。オンラインカジノの宣伝ができるため、一部のストリーマーが集まっています。規約が緩いのでアングラな雰囲気です。

KickにはTwitchを永久追放されたあとのエイデン・ロスが活動の場を移しています。最近のエイデンは、視聴者に破壊行為や危険行動を要求しており、評判はよくありません。ファンをあおって恨みを買った結果か、視聴者から妹のOnlyFansを見せられ落ち込むという珍事件もありました。

カイは比較的お利口さんで健全路線で評判が良いクリエイターです。これからストリーマーの枠を超えて活躍する可能性があるカイはエイデンと同じプラットフォームで活躍するべきではないのでしょう。

カイを狙っているのはKickだけではありません。動画共有サイトRumbleも目の絵文字を投稿して興味を示しています。

Rumbleも、動画を投稿したりライブ配信ができたりするメディアです。YouTubeから追放された人が行き先に選んでいます。人気なのはThe Daily Wireとケンカしたスティーブン・クラウダー、ケイティ・ペリーの元夫でコメディアンのラッセル・ブランド、ドナルド・トランプ・ジュニアなどです。……どのような雰囲気か推して知るべし。

カイはその後、プロボクサーのガーボンタ・デービスとInstagramライブをすると告知をしていました。

カイ・セナットとガーボンタ・デービス

カイ・セナットとガーボンタ・デービス

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ライブストリーミングで失敗する会社も

ところでTwitchもYouTubeも、もっと怪しげな会社のKickやRumbleも、ライブストリーミングをできますが、動画配信サービスの王であるNetflixが『ラブ・イズ・ブラインド シーズン4』のライブストリーミングを試みて失敗していました。

ライブストリーミングには特有のノウハウが必要なのですね。

Snapchatがクリエイターに良い条件を提示して呼び込んでいるように、ストリームの世界でも競争が激化しているようです。

マイクロソフトの子会社MixerにTwitchから移籍したらMixerが閉鎖して結局Twitchに戻ることになってかつての人気には及ばなくなってしまったNinjaもいます。この前例を知っているから今のTwitchストリーマーは移籍については慎重に考えるでしょう。

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