美容インフルエンサーのジャクリン・ヒル(Jaclyn Hill)がTikTokで100万人のフォロワーがいるのに再生回数が低い、と愚痴ったところ批判されています。
14年間美容クリエイターをしているジャクリンは、これまでにMACのカウンターで働き、YouTuberになり、コラボ商品で記録的な売上げを誇り、自身のブランドを立ち上げ、炎上しブランド終了するなど波瀾万丈のキャリアの持ち主です。
ジャクリンの人気の背景には卓越した話術がありますが、ウソや誇張が多いので、信用してジャクリンの商品を買った視聴者を怒らせることが多々あります。長年のファンはいつの間にか去り、ジャクリンは新たな視聴者に向けTikTokで動画を投稿していました。
ジャクリンの愚痴
こちらが批判されるきっかけになったジャクリンの動画です。「フォロワーの多さに対して再生回数が少なく、ボットのようなコメントしかない。Instagramのようなコミュニティ感が薄れている。TikTokは動画を高頻度に投稿しないとアルゴリズムで罰するので、TikTok刑務所にいる気分になる。」と話していました。
要はジャクリンは「TikTokの動画再生回数が低いんだけど、何?」と愚痴っています。これに反応したのがジャクリンのフォロワーたちです。
ジャクリンへの批判
いいねの多いコメントを紹介します。
「あなたたちは私の豪勢な暮らしを充分サポートしていません。だから怒っています。」「あんたの時代は終わったんだよ、それでいいじゃん。」「インフルエンサーが贅沢な暮らしを見せつけるのにウンザリ。」「商品を買え買え買えの動画ばかりで疲れたよ。何か学びになる有益なことを投稿してほしい。」と書かれています。

ジャクリンのTikTokコメント欄
ジャクリンは主としてTikTokアルゴリズムの偏りに言及したようですが、視聴者はジャクリンの腹黒さを見抜いてコメントしています。
ジャクリンは最近フロリダからロサンゼルスに引っ越し、ますます豪勢になった暮らしをSNSに投稿していました。先日は消費期限以内の高級化粧品を大量に廃棄する動画を投稿して、視聴者のひんしゅくを買っていました。数万円する化粧品を数十点ほど簡単に捨ててしまうジャクリンにほとんどの視聴者は共感できません。参考にならない動画と批判されて当然でしょう。
一時は美容ゴシップ動画を投稿していたスモーキー・グロウは「ジャクリンはずっと共感できないコンテンツを投稿する人でしたよ。2016年のクローゼットの中身紹介では過剰消費の象徴として話題になりました。マケイラ・ノゲイラも同様ですが、視聴者から批判されると被害者ぶるのはやめてほしい。」と話しています。
こちらの動画では「浮世離れしたインフルエンサーの動画」としてジャクリンやお金持ちインフルエンサーの態度を風刺しています。
批判されたジャクリンは「みなさんのコメントを読んでいます。豪華な暮らしについてウンザリしていることは理解しました。では、私からどのような動画を見たいですか? 改善していきます。みなさんが見てくれないと私の存在意義がないから。」と話しています。
ここまでの内容はTea Spillが動画にまとめています。
残念ながらジャクリンが「普通の人の暮らし」を投稿し始めるとは思えないので、しばらくは改善はしないのではと思います。今まで通り、視聴者にはすぐにゴミ箱に行きそうなAmazonの商品をオススメして、自身の超富裕層の暮らしをひけらかすしか道はないように感じます。
