YouTuberの暗号通貨詐欺騒動2件 Boogie2988は取り下げ、Logan Paulは訴える

YouTuberニュース

詐欺が横行しすぎて問題になり、誰も手を出したがらなくなったかと思われた暗号通貨界隈ですが、まだまだYouTuberが参入して詐欺行為をしています。今回はブギー2988 (Boogie2988)とローガン・ポール(Logan Paul)の騒動を紹介します。

ブギーは6月末にファディークリプト(Faddy Crypto)を宣伝していました。ブギーのYouTube登録者数は397万人です。2006年からYouTubeに動画を投稿している古参です。同時期に活動していた多くのYouTuberは既にキャリア転換をしていますが、ブギーはまだまだYouTubeにしがみついています。

近年の動画再生回数は落ち込み、収入が減っていると2023年10月に公開されたドキュメンタリーで語っていました。加えて長年の不摂生による肥満のせいで病気を複数患っています。

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Faddy Crypto

明らかに人生の下り坂に入っているブギーが最後の金策に出ました。ミームコインを売り出したのです。ブギーは6月26日動画『FADDY』を公開して宣伝していました。

隣には29歳年下の彼女デズも映っています。上半身裸のブギーは葉巻のような物を持ってアンドリュー・テイトのパロディのようです。

ブギーは宣伝動画では、ミームコインに投資すれば賃金奴隷にならずにすみ、コミュニティに加われるので素晴らしいと話していました。ブギーは$10,000(約160万円)を受け取り、ミームコインの宣伝をしたようです。

その日のうちにYouTuberのコフィズィラが動画を投稿します。ブギーが暗号通貨の宣伝をした当日に、ブギー本人からコフィズィラにDMが来たそうです。コフィズィラは「今すぐ手を引くんだ」と助言をしますが、ブギーは「既にお金をもらってて医療費に使ったから今さら引けない」と答えたそうです。

confronting boogie2988 on crypto scam

ブギーがしたことはパンプアンドダンプ詐欺(pump-and-dump)で、ファンを騙しているとコフィズィラは話しますが、ブギーは認めようとしません。

その後、批判を受けたブギーは長い釈明を投稿します。

ブギー自身7000万ほどを暗号通貨に投資して全て溶かした過去があります。そのようなものだと知りつつ宣伝しているので、知らなかったは通用しないのでしょう。

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ローガン・ポールはコフィズィラを訴える

コフィズィラに暗号通貨詐欺を告発されたのはブギーだけではありません。炎上系YouTuberからプロレスラーになったローガン・ポールも告発されています。

ローガンは2021年にNFTクリプトズー(CryptoZoo)を売っていました。購入者が暗号通貨$ZOOで「たまご」を買い、その「たまご」から特殊な動物が生まれると宣伝していました。このようなものです。

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ローガンは半年かけてこの動物たちを作ったと話していましたが、実際の写真はネットの拾いものを使っており、オリジナリティはなかったとコフィズィラに指摘されています。

コフィズィラが告発をしたのは2023年ですが、2024年になり、ローガンがコフィズィラを名誉毀損で訴えています。

ネット騒動を報じる記者スティーブン・エーサーチは「驚くのが、飲料ブランドプライムを売っているローガンに都合の悪い評判を流したからコフィズィラを訴えたらしいことだ。弁護士によればローガンの評判を傷つけたのはクリプトズーそのものではなく、コフィズィラの報じ方らしい。」と投稿しています。

ローガンは被害者の方に返金はしたのでしょうか。

YouTuberのatozyは「こんな物を売ってたから詐欺って指摘されたヤツがYouTuberを訴えている。画像のペンギンとサメの組み合わせは稀少らしく発行(ミント)するのに4万8000円もするらしい。こんな編集されたアドビストックの写真に4万8000円払うなんて強盗に遭うようなもんだよ。」と投稿しています。

ここまでの内容はジャマリが紹介しています。

Logan Paul is AWFUL (Suing Coffeezilla)

コフィズィラを訴えたローガンですが、うまくいくのでしょうか。そもそも変な物を売らなければ良かったのではないかと思わずにはいられません。

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