美容YouTuberの中でひときわ妖しい美しさを放つニキータ・ドラゴン(28歳)を紹介します!
とってもかわいいです!
YouTube登録者は200万人、インスタグラムには380万人のフォロワーがいます。モデル、YouTuber、メイクアップアーティスト、LGBTQ+の活動家として活躍しています。
今回は彼女の魅力をたっぷり紹介します!
生い立ちは?
(2021年11月23日:削除されたInstagram投稿をキャプチャ画像で置き換えました。)
スプリングフィールド、バージニア州で生まれました。父御はベトナム系、母御はメキシコ系のバイレイシャルです。きょうだいは3人います!
結婚式で撮られた家族写真です。
(2021年10月24日:削除されたInstagram投稿をキャプチャ画像で置き換えました。)
素敵です! 幸せな、仲が良い家族なのが伝わってきます1。
ニキータはファッションの学校FIDM2の卒業生です! おしゃれなのはFIDMで学び、センスを磨いたからなのですね!
(2021年11月23日:削除されたInstagram投稿をキャプチャ画像で置き換えました。)
FIDM在学中からSNSで話題になり、Bellami Hairからウィッグをプロデュースしたり、ジェフリー・スター・コスメティックスのモデルを務めたりした経験があります!
トランスの告白
YouTubeには2013年にチャンネルを開設しています。
ニキータは幼い頃から自分を女の子と思って暮らしていました。8歳のときにトランスジェンダーのドキュメンタリーを観て感動しますが、当時住んでいた地域にはトランスの人がいなかったため、現実的ではなかったそうです。周囲の人はニキータをゲイだと思っていたそう。
2015年12月に投稿した『私はトランスジェンダー』で葛藤を話しています。この動画でニキータの知名度が飛躍的に上がりました。
FIDMに入学するためロサンゼルスに引っ越してさまざまなLGBTQ+の人に出会い、自身がトランスである自覚が芽生えます。トランスの人とも話をする機会に恵まれたおかげで両親に打ち明ける勇気も得たそうです。両親はニキータの幸せを何よりも望んでいるので、そのまま受け入れてくれました。
この動画でTransformation Tuesdayシリーズを開始して女性に変わっていく様子を公開していく予定と話しています。これは治療を受けて変わっていく自分を毎週見せるという企画です。動画の時点でニキータはHRT3を受けています。
自分が変わっていく過程を見せることで若い世代のトランスたちの参考になれば良いと話しています。
啓発活動!
Transformation Tuesdayシリーズで半年後の経過報告をしています。
最初のエストロゲンは40mgと多めに投与したこと、投与後ずっと乳首が勃っていたこと、胸にぶどう程の大きさのしこり4が出てきたこと、食欲が増したこと、お尻が大きくなったこと、身体が柔らかくなったこと、投与をする毎に肌がなめらかになったことなどの変化を話しています。
情緒的にも不安定になり、人間関係に影響が出ていると話しています。男性ホルモンが分泌された状態でのHRTなので身体に多大な負担がかかったことも告白しています。ホルモン療法は少しずつ、確実に変化をもたらすようです。
ジェフリー・スターとコラボ!
こちらの動画ではジェフリー・スター・コスメティックスのキャンペーンアンバサダーをニキータが務めると発表しています! 大活躍ですね!
ウィッグもプロデュース!
(2023年9月2日:削除されたYouTube動画をキャプチャ画像で置き換えました。)
こちらの動画ではニキータがプロデュースしたウィッグを紹介しています。
ローラ・リー、Cydnee Black、Sophie TrendMood、アマンダ、Mac Daddy、Laura G、Lilly Ghalichi、Mykie、ガブリエル・ザモラ、マニーMUAなどなど著名人にウィッグを配っています! 素敵なウィッグです。商品サイトの口コミも好評です。
この動画に登場したローラ・リー、ガブリエル・ザモラ、マニーMUAとニキータが遭遇した事件についてはこちら!
3月31日は国際トランスジェンダー認知の日
こちらの動画では3月31日の国際トランスジェンダー認知の日を前に、ハリウッド大通り5で街頭インタビューをしています。啓発活動に一役買っています。社会活動やトランスの人権擁護にも熱心です。
ニキータの果たす役割
ニキータのチャンネルでは、Transformation Tuesday以外にトランス女性としてたくさんの苦悩を語っています。
差別的な理由でパーティーを追い出されたこと(実はこれはニキータをホテルに連れ込むための手口だったのですが6)、整形手術の大変さ、恋人を持つ難しさ、トランスであることがアイデンティティの全てではないこと、一般的7なトランスの人が整形費用を捻出するために直面する経済的な困窮を話しています。
(2021年11月23日:削除されたInstagram投稿をキャプチャ画像で置き換えました。)
運転免許証の性が、弁護士や多くの書類を通してようやく女になったことを報告しています。トランスジェンダーには法的な困難が多くかなりの苦労を強いられるのです。
整形の失敗談も、トランスとして生きる上で経験する恐怖も、明るい性格で語りファンを増やしてきました。困難を乗り越えたからこそ輝く自信と、美しさを持つニキータ・ドラゴンの紹介でした!
今後もニキータにしかできない活躍に要注目です!
参考:国際トランスジェンダー認知の日
Nikita Dragun Synthetic Wig Cassie
トランスジェンダー(Wikipedia)
Nikita Dragun Age, Ethnicity, Boyfriend, Before And After Becoming Trans
注
- 2019年のクリスマスにはこのような投稿も。
- Fashion Institute of Design & Merchandisingはロサンゼルスの学校。Beauty Industry Merchandising & Marketingを専攻。2017年に卒業。
- HRT (Hormone Replacement Therapy)はホルモン補充療法。女性ホルモンのエストロゲンを投与することで体つきが女性的になる。
- Knotsと呼ぶ。
- Hollywood Boulevard
- 動画名は『I Got Kicked Out For Being Transgender!』。
- ニキータのような人気インフルエンサーではない経済状態の人。