金に汚いFloyd Mayweatherが暗号通貨・NFT詐欺を告発される 常習犯の手口に騙される投資家

YouTuberニュース

フロイド・メイウェザー・ジュニア(Floyd Mayweather Jr.)は50戦50勝無敗の伝説のボクサーですが、「マネー」の異名を持つ金の亡者としても有名です。

すでに引退していますが、2021年にはファイトマネー目当てでお騒がせYouTuberのローガン・ポール対戦するなど、晩節をけがしまくりです。そのメイウェザーが暗号通貨界で暴れ回っていると告発されています。

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メイウェザーの過去

2018年、メイウェザーは米証券取引委員会(SEC)から、イニシャル・コイン・オファリング(ICO)1のつり上げで起訴されています。

メイウェザーは制裁金を科され、$600,000(約6000万円)を払いました。このとき、メイウェザーとともにDJキャレドも起訴されています。問題になったのは、二人がお金をもらって宣伝していたのにそれを開示しなかったことです。2017年にSECはICOも株式の売り出しと同様の規制を適用すると発表していました。金融商品を宣伝だと明示せずに宣伝するのは違法です。制裁金はメイウェザーの方がDJキャレドより多く、メイウェザーの方が悪質だと認定されたようです。二人とも、SECの主張を肯定も否定もしていません。

二人はその後3年間、証券の宣伝を禁じられていました。2021年になり禁止が解かれるや、メイウェザーはさっそく宣伝を再開しています。

2022年1月には暗号通貨詐欺疑惑で集団訴訟を起こされています。メイウェザーはEthereumMaxなる暗号通貨をローガン・ポールとの対戦のときにも宣伝していました2。この暗号通貨の価格はピークから97%も下がったことが問題視されています。こちらの訴訟でメイウェザーとともに被告になったのはリアリティスターのキム・カーダシアンです。

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コフィズィラの動画

このように、金に汚く詐欺に手を染めているメイウェザーが、暗号通貨に手を出しているならNFTにも手を出していないわけがありません。暗号通貨やNFTで不誠実な宣伝をしているセレブを告発しているYouTuberコフィズィラもメイウェザーに目をつけ、告発を始めました。

Floyd Mayweather Scammed Me

コフィズィラはメイウェザーが関わったNFTについて批判しています。メイウェザーがNFT宣伝で使う文言「絶対損しない」はうさんくさいですね。メイウェザーは結局、NFTの宣伝で$4.9ミリオン(約5億円)を稼いだようです。しかし、メイウェザーの言葉を信じた投資家は大損をしています。

YouTuberのムタハも批判しています。

メイウェザーは詐欺の常習犯なので、ひっかかるのはよほど騙されやすい人なのでしょうか。

2021年にボクシングでメイウェザーと戦ったローガンは、ファイトマネーをもらえていないと主張しています。彼もまたメイウェザーに騙されてしまったのでしょうか。

おまけ

NFTに投資するも、残念な結果になっている人々のツイートを紹介します。

特殊な(婉曲表現)ブタの絵ですね。

こちらはNFTを購入後、後悔している人のツイートを紹介しています。

絵を見れば見るほどじわじわきます。これを見つけて、買って、公開するプロセスのうちに何回も、自分を客観視するタイミングはあったはずですが、どうしてしまったのでしょう。

  1. 株式の売り出しのように、仮想通貨の売り出しで企業への投資を集めること。株式の売り出しと違ってその後の企業側の出資者に対する義務の設定が曖昧で、限りなく詐欺に近い案件が多い。
  2. 名前に“Ethereum”という言葉が入っているが、イーサリアムとは無関係らしい。悪質である。
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