Sean Diddy Combsの家2軒に家宅捜索 人身売買容疑のグラミー賞受賞アーティスト

セレブ・エンタメ

ラッパーで実業家のディディ(Diddy、本名はショーン・コムズSean Combs)の2軒の自宅に大規模な家宅捜索が入りました。ディディは性的人身売買をしていたとして、被害者から告発されています。捜査は性的人身売買に関する証拠集めのために行われたようです。

54歳のディディは三度のグラミー賞を受賞しています。事務所を立ち上げ、プロデューサー業でも成功しヒップホップ界に大きな影響を与えた重鎮とされています。2023年に元交際相手だったキャシーさんに性的暴行と人身売買で訴えられていました。訴状が提出された翌日には和解しています。

ディディはその後も相次いでかつての仕事仲間や匿名の女性から性的暴行や人身売買で訴えられています。

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3月25日

ディディのロサンゼルスとマイアミにある自宅がそれぞれ捜索されていました。こちらはロサンゼルスの中でも特に豪邸が建ち並ぶ高級住宅地にあるディディの自宅に入った捜索の時系列です。それにしても大変な豪邸です。

午後1時頃に捜査員が集まり、1時15分頃には特殊部隊SWATの車両も自宅に入っていきます。2時52分頃にはディディの息子2名が手錠をかけられ自宅から連行されています。肝腎のディディはいずれの自宅にもおらず、フロリダのプライベートジェット用の空港をうろうろしているのが目撃されています。

近所の住民は「ディディは夜な夜なバスいっぱいの未成年を自宅に招いている」と話しています。

家宅捜索の様子は上空のヘリによっても撮影され、大々的に報道されていました。

Homeland Security raids home connected to Sean Diddy Combs

家宅捜索の情報が報道機関に漏れていたのかもしれません。

執筆時、ディディが逮捕されたとの報道はありません。

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その後

家宅捜索された後の自宅内の映像が出回っています。引き出しは開けられ、中身は散乱し、荒らされた様子です。

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(2024年4月27日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)

ディディは共同設立した会社の株を売却しているとの報道があります。

ディディは捜査が進むにつれ状況が悪くなっていると読んでいるのでしょうか。会社の価値が下がるのをわかっていたので売り抜けたのか、共同経営者から手を引くように迫られたのか、今のところわかりません。

ディディの弁護士は声明を出し、逮捕者は一人も出ておらず、当局の捜査は過剰に武装して行われている、ディディは無罪である、と主張しています。

歌手のアッシャーが「13歳のころディディの自宅に滞在していたが、性的なものをたくさん目にした」と話しているポッドキャストの映像がディディの家宅捜索のニュースに合わせて話題になっていました。

こちらは、この映画に出た人は全員キャンセルされていると指摘する投稿です。

邦題『伝説のロックスター再生計画!』の出演陣のうち、ディディは大量の告発が出て追い詰められ、ジョナ・ヒル元カノから束縛ぶりを暴露され、ラッセル・ブランドはケイティ・ペリーと結婚するも離婚しなぜかオルト・ライトになってしまいました。十数年の歳月は残酷です。

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