教育系YouTuberのHank GreenがAIでリサーチをしていたため批判され休業を発表

YouTuberニュース

20年ほどYouTuberとして活躍し教育系のコンテンツを投稿してきたハンク・グリーン(Hank Green)が動画で不自然な話し方をしていたため批判されています。

VidConの立ち上げをして、教育系チャンネルCrash Courseなどで先生役を務め、左派的な活動でも知られているハンクです。視聴者のほとんどがハンクと同じような考え方をしているので、さまざまな理由でAIに否定的な人がいます。そのハンクがAIを利用していたと発覚し、一部の視聴者はガッカリしているようです。

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ハンクの発言

こちらがハンクがおかしいと視聴者に言われるきっかけになった映像の一部です。動画でハンクは一人語りをしているのに不自然に「異論をありがとう」と言っています。

これが「AIと会話をしている内容をそのまま動画の脚本に使用しているのでは?」という視聴者の疑問になります。

ハンクはその後「AIを使用して脚本を書いているわけではないが、論文検索やリサーチ目的でAIを活用している」と釈明をしています。ハンクは動画のテーマを思いついたら早く動画に仕上げなくては、というプレッシャーを抱えていたとも話しています。AIと交流することでドーパミンを感じていたとそうです。

新たな動画制作の方法を見出すまでは、当面の間チャンネルの活動を休止すると発表しています。

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批判される理由

ハンクが批判された理由は大きく三つあるようです。AIの安全上の問題、AIによる環境破壊及びデータセンターの周辺住民の問題、人類への脅威です。

安全上の問題の問題についてはOpenAIが開発に関わったAIがサイバー攻撃をしかけ、AIで防御したニュースがあります。また、AIによってプライバシーが脅かされたり恐怖政治が敷かれたりするのではないかという不安もあります。

環境破壊の点では、AIの電力消費が急増しているので気候変動が加速するのではないかとの懸念があります。すでにデータセンターの周辺で騒音被害が出ています。新規にデータセンターを建設するのに反対する住民と企業の攻防も報じられています。

Is AI Destroying Our Environment?

人類への脅威では、人間の職が失われるのではないか、という心配があります。一方で、AIは人間と違ってまともに思考できないとか、新しいものは何も作れないという声もあります。

なかにはハンクを擁護する声もあります。

米国では左派が反AIであることが多い印象です。これは雇用が失われることに対する危惧が強く、環境保護に熱心だからだと考えられます。そのため主要視聴者が左派のハンクが、ますます批判される結果になっています。

ここまでの内容はケイラ・セッズが紹介しています。

Hank Green Admitted to Using AI. Then It Got Weird.

ケイラの動画ではグーグル検索を使用しても結局、AIの要約が出るだけなのでAIからは逃れられないとも話しています。

米国ではAIの脅威を警戒する意見が強くあります。特にクリエイター界隈では顕著です。しかし、便利なツールがあるならばそれを使ってより質の高いコンテンツを送り出すのがクリエイターの使命でもあると思います。しばらくせめぎ合いは続くのでしょうが、徐々にクリエイターはAIを取り込み、視聴者もそれを許容するようになっていくのではないかとも思えます。事実、AI技術でつけられた自動字幕翻訳や画像加工は現在、普通に受け入れられています。

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