TikTokスターのアディソン・レイ(Addison Rae)主演するNetflixオリジナル映画『ヒーズ・オール・ザット』のティーザーが公開されました。
アディソンは2020年の年収番付で1位になったTikTokスターです。アディソンはついに映画にまで活躍の場を広げるようです。大人気TikTokerなので、映画制作元から指名されて主演に決まったのかと思いきや、実はアディソンはオーディションを経て役を勝ち取ったそうです。
『ヒーズ・オール・ザット』のティーザー
『ヒーズ・オール・ザット』は1999年の映画『シーズ・オール・ザット』のリメイクです。『シーズ・オール・ザット』は学校の人気者ザックが、冴えないレイニーを素敵な子に変身させる、という内容です。実はレイニーは冴えないように見えてポテンシャルの高い文化系女子で、二人は恋に落ちるというシンデレラストーリーです。
22年前の映画なので、現代の感覚からすれば女性蔑視的な発言や、体型批判のような描写が問題だと指摘されています1。
リメイク版は男女を入れ替えて、人気者のアディソンが冴えない男子を変身させるストーリーになっています。学校の人気者パジェット・ソイヤー(Padgett Sawyer)をアディソンが演じ、冴えない同級生キャメロン・クウェラー(Cameron Kweller)を俳優のタナー・ブキャナン(Tanner Buchanan)が演じています。こちらがティーザーです。
(2021年8月22日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)
米国のNetflixでは2021年8月27日から公開されます。執筆時、日本での公開日は発表されていません。ハイスクール映画の古典のリメイクです。期待が高まりますが、リメイクは原作ファンの評価が辛くなりがちなので不安もあります。
アディソンはトランプ支持者?
アディソンについてもう一つニュースです。先日、アディソンはUFCでインタビュアーを務めたと報告するツイートが原因で批判されていました。アディソンは同じルイジアナ州出身のダスティン・ポイエー選手を取材しただけですが、「三か月間大学でジャーナリズムを学んだおかげです!」と冗談のツイートをしたので、ジャーナリストから批判の声が出ていました。
ほかにも、UFCの会場で観戦していた元大統領ドナルド・トランプにアディソンが挨拶をしている映像が出回り、一部の視聴者は衝撃を受けていたようです。政治的見解を表明してこなかったTikTokerやYouTuberが、支持政党を明らかにすると一定数のファンが失望を表明することが繰り返されています。若年層の左派支持者は特にインフルエンサーがトランプ支持者だと判明すると怒り、トランプ支持者だと疑われる点が出てきても不満を表明します。
映像は、YouTuberのネルク・ボーイズの動画を切り取ったものです。
Let Addison support who she wants pic.twitter.com/iQpc4Gd6Ha
— NELK (@nelkboys) July 13, 2021
アディソンはトランプ支持者だったのか?と一部の視聴者は疑問の声をあげていました。アディソンはその後、パパラッチからトランプ支持者なのかと聞かれても無言を貫いています。否定しても肯定してもファンを失うリスクが大きいので無言になるのも仕方ありません。
【2021年8月20日】追記:公式の予告編が公開されました。酷評です。
Image: AllAbout – News
注
- こちらの動画でそのように紹介されている。