TikTokで流行の化粧方法「マグショットチャレンジ(#mugshotchallenge)」が不適切だと批判され問題になっています。マグショットは逮捕されたときの顔写真を指します。
ジャスティン・ビーバーのマグショット
マグショットチャレンジのきっかけ
きっかけになった投稿はこちらのthehumankindが2020年4月1日に公開した動画です。マスカラはにじんで、血が出ているような化粧をしています。
執筆時、この投稿には7万7000以上のいいねが付いています。
YouTuberも参加
TikTokでマグショットチャレンジの動画が複数投稿されると、YouTuberも参加し始めます。美容YouTuberのジェームズ・チャールズです。
ジェームズ・チャールズ
※ジェームズの投稿は削除されています。
YouTuberのコリナ・コップです。
コリナ・コップ
※コリナの投稿は削除されています。
YouTuberのマリオ(Mario Selman)です。
マリオ
批判の声
当初、疑問の声を上げたファンにジェームズはこのように話していました。
これはTikTokで流行の化粧方法でマグショットチャレンジと呼ばれています。家庭内暴力とは一切関係はありません。
この発言はまた批判される原因になります。
家庭内暴力の犠牲になり私は二度鼻の手術をしました。今でも鼻は歪んだままです。毎日、被害に遭ったことを思い出します。このような問題は軽視してほしくない。もっと思いやりをもって。人々に謝罪すべきではないでしょうか。このマグショットチャレンジは嫌な記憶を思い出すし、不適切です。
（2021年6月13日：削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。）
ジェームズは説明もなく、ハッシュタグもなく投稿していた。これだけ。
家庭内暴力が増えていると問題になっているときに、この写真は投稿された。みんなが批判しているのはそのせいよ。
（2020年6月6日：削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。）
ジェームズを擁護する声もあります。
私は暴力の被害者であり、メイクアップ・アーティストをしています。
化粧は化粧！！！
暴力は暴力！！！
みんな映画で暴行シーンを見たことないの？ あれは特殊効果ですよ。好きなように生きて、好きなように化粧しても良いでしょ。あなたの過去のトラウマとは関係ない。
（2020年8月2日：削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。）
騒動は、YouTuberのセバスチャン・ウィリアムズが動画にしています。
セバスチャンがツイッターでアンケートをとり、75%の人が「ただの化粧だよ。問題ない。」と答えたと紹介しています。
ジェームズの化粧はケンカして鼻血を出している人のように見えますが、不快に感じた人がいたようです。
おまけ
リンジー・ローハンのマグショットです。
こちらの動画は80名のセレブリティのマグショットを罪状とともに紹介しています。
（2023年1月8日：削除されたYouTube動画をキャプチャ画像で置き換えました。）
Image: ItsBen, Famous Entertainment
