旅行シーズンになりました。海外を旅行するなら盗難や事故に遭わないように、目立たず地元に馴染む装いをした方がいいです。明らかな旅行客だと見られてしまいスキがあると思われるのは危険ですから。
今回紹介するのは、パリ在住でニュージーランド人のロージー(Rosie)と、ニューヨーカーで現在はパリでジャーナリストをしているチャーリー(Charli James)のコラボ動画です。2人ともフランス人と結婚して、パリで暮らしています。
動画はロージーのチャンネルNot Even Frenchから。
以下はこちらの動画の内容に即しています。
セクシーな装い
短すぎるスカート、露出した谷間、チューブトップなどは避けた方がよいそうです。
フィットネスYouTuberのホイットニー・シモンズ(Whitney Simmons)のインスタより。
特にディナーに出かけて良いサービスを受けようと思うなら、できるだけ露出を控えた方が好ましいそうです。
フランス人ファッションブロガーのJeanneのインスタより。清楚で上品です。
スポーティーな格好
ジャージ、ヨガパンツ、レギンスなどはジムに行くための服で、街を散策するときは着ないそうです。
ジムに行くような格好でお店に行くと失礼になる場合もあるそう。他にも、大学のぶかぶかのパーカーや、ロゴが大きくプリントされているTシャツも避けた方がいいそうです。
靴について
ピンヒール、Uggs、ランニングシューズ、サンダルは避けた方がいいとのこと。
(2020年7月19日:削除されたInstagram投稿をキャプチャ画像で置き換えました。)
石畳の上をピンヒールで歩くのは現実的ではないようです。
メリージェーンやバレエシューズ、スタンスミスやレザースニーカーをパリジェンヌは履いているそうです。道は汚いので、直接肌を出さない方が衛生的です。
定番のアイテムは?
定番のベレー帽やストライプシャツはどうでしょうか?
フランス人ファッションブロガーのCarolineのインスタより。
着用するのは問題ありませんが、いくつかルールがあるそうです。
- 真っ赤なベレー帽はあまり見かけない(観光客率が高い)。
- 集団で全員ベレー帽を被ってエッフェル塔付近に出没(観光客)。
- 真っ赤な口紅、ストライプシャツ、真っ赤なベレー帽はやりすぎ。定番のアイテムですが、全て組み合わせるのはやめましょう。
それぞれ単体で楽しんだほうが地元に馴染むそうです。
フランス人ファッションブロガーのGeraldine Griseyのインスタです。
観光客だとバレバレなアイテム
身につけていると明らかな観光客だとバレて、標的になってしまうアイテムがあります。パリに行く際は避けましょう。
- ディズニー関連の服やグッズを持っている
- お土産品のTシャツやキャップを身につけてる
- 大きなリュック
- 首にぶら下げた大きなカメラ
(2024年9月8日:削除されたInstagram投稿をキャプチャ画像で置き換えました。)
地下鉄に乗る際は、リュックを前に持った方が安全です。
髪型、お化粧、ネイルの注意点
髪型、お化粧、ネイルについて。
頑張った感じを前面に出さないほうが馴染みやすいそうです。きれいにカールした髪型やストレートアイロンをかけた髪型はあまりお目にかからないそう。「フレンチネイル」というスタイルがありますが、女性たちはサロンで爪を整える習慣はあまりないそうです。自分でマニキュアを塗ります。ネイルアートも人気はないそう。
コントアーやカラーアイシャドーを多用する人も見かけないそうです。
今回の動画は主にアメリカ的なスタイルとの違いを強調していました(パリに適さない装いの例としてキム・カーダシアンのスタイルをあげています)。ファッションを楽しむのは大切ですが、海外に渡航する際はTPOに合わせて柔軟に適応するのも大事なようです。
ちなみに紹介したパリ在住のYouTuberロージーですが、夫の転職に伴い最近ニュージーランド在住になったようです。
こちらの記事ではフランス人デザイナーと北欧のインフルエンサーが装いの違いを話しています。
参考:Am I French Yet?(チャーリーのブログ)