TikTok「ウソ泣きチャレンジ」が批判されている理由 ウソ泣きの歴史的背景が問題に

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TikTokのトレンド「ウソ泣きチャレンジ」が批判されています。涙を流し、音楽が変われば泣きやむという内容です。演技力を見せつけられるチャレンジでしたが、問題があると指摘されています。

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演技が武器に

チャレンジをしている動画です。「Turn it off」と声が聞こえた後、すぐに泣きやんでいます。

TikTokのウソ泣きチャレンジを批判しているツイートです。添付された動画では複数の白人女性が号泣していますが、どの女性も演技をしています。

リプライには、白人女性が涙を武器に使ってきたと指摘する投稿があります。

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(2021年7月25日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)

リプライには他にも1955年に当時14歳で亡くなったエメット・ティルの事件を出す人もいます。白人店主のキャロライン・ブライアントに向かって「口笛を吹いて誘惑した」と言いがかりをつけられ、エメットは複数の白人から暴行され、目玉をえぐられ、銃で撃たれ、遺棄されました。しばしば白人女性は涙を武器に使うと言われています。

五分前に言ったことと逆のことを言うのは日常茶飯事のウソつきYouTuberのトリシャ・ペイタスは意味不明な理屈で自分の正当性を主張して泣くのが得意です。泣いている人には同情してしまうのか、トリシャのウソに騙される純粋すぎる視聴者もおり、ファンは少なくありません。

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トリシャ・ペイタスの泣き顔


トリシャは自称トランスジェンダーの男性でゲイであり、チキンナゲットやテレタビーズだと主張してきました。都合が悪いことがあると、自己利益優先で他人を陥れる常習犯です。先日もポッドキャストで共演していたイーサン・クラインをウソつきと呼んで仲間割れしています。

自由自在に泣いたり泣き止んだりする演技力はエンターテイメントになります。エンターテイメント性が高いなら、TikTokで流行になるのは当然です。TikTokの「チャレンジ」はどれも他愛のないエンターテイメントですから、他愛のないエンターテイメントにいちいち不謹慎だと目くじらを立てるのにはうんざりという向きもあるでしょう。しかし、ウソ泣きをして逃れられる人がいて、誰かのウソ泣きのせいで命を落とす人がいる現実がある限り、ウソ泣きチャレンジが不謹慎だと指摘されても仕方ないのでしょう。

TikTokの不謹慎なチャレンジでは、ナツメグチャレンジマグショットチャレンジがありました。

Image: Night Circles Bob TikTok, audrinna

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