米国の医療体制への批判が出発点になり、コメディアンのGus Johnsonが最低な彼氏だったと発覚

YouTuberニュース

YouTuberのアブリナ・サブリナ(Abelina Sabrina)が異所性妊娠をして、緊急手術をした経験を語り、医療体制に警鐘を鳴らしています。が、そこから元交際相手のガス・ジョンソンが批判される事態に発展しています。

サブリナは2012年から2016年の間ウォルト・ディズニー・カンパニーに勤務していました。2018年からYouTubeで活動しています。

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異所性妊娠を告白

こちらがサブリナのチャンネルに2021年10月22日に公開された動画です。

My ectopic pregnancy.

サブリナは異所性妊娠をした正確な時期や、当時の交際相手の名前は出していません。動画の主眼は、加入していた医療保険(カイザーパーマネンテ)に対する批判や、医療サービス組織プランド・ペアレントフッドの診断ミスの指摘にあるようです。

サブリナは左派系ニュースメディアTYT関連ストリームへの出演歴があり、元々政治的関心が深い人なので、このような告発をするのは納得です。

妊娠しているはずなのに、経腹エコーでは子宮内に胎嚢が確認できませんでした。プランド・ペアレントフッドでは本当に妊娠してるのかを疑われました。

数日後、お腹の左に激痛があり、出血があったので病院に行きました。しかし、「きっと流産でしょう、家で安静にしてください」と言われ、返されます。

10月22日、激しい腹痛があり、病院にかかります。ようやく経膣エコーを受けられました。技師は困惑しているようでした。検査で、受精卵が左の卵管に着床し、10月17日に卵管が破裂していたことがわかりました。医師からは生きていることを驚かれました。

さらに、大量の出血があるので緊急手術が必要で、その手術もうまくいかなければ死亡すると伝えられました。

手術は無事に終わりしたが、ホルモンバランスが崩れ産後うつの状態になっていたそうです。

明るく活発だった私なのに、手術のあと人が変わってしまいました。一人で悩み続けていました。状況を知っているのは当時の彼氏だけで、精神的に不安定になった私と一緒にいるのはすごく負担だっただろうと思います。彼氏から「他の男だったら、とっくに別れてるよ」と言われたのは悲しかった。

サブリナは動画の概要欄に妊娠したら必要な情報を得られるサイトを複数添付しています。異所性妊娠の治療法なども紹介しています。

サブリナの動画では異所性妊娠の危険性や医療体制への批判のほか、当時の彼氏への批判も語られていました。そもそもサブリナ自身、望んでいない妊娠だったので堕ろすつもりだったのですが、当時の交際相手から「堕ろさないと別れる」と言われたことを告白しています。

サブリナの動画は話題になり、思いやりのない彼氏は誰なのか?あら探しが始まります。

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ガス・ジョンソンだった

サブリナと付き合っていたのはガス・ジョンソンでした。

2010年からYouTubeで活動しているガスのYouTube登録者数は348万人、Twitchのフォロワー数は26万6000人です。ガスとサブリナは2017年頃から交際していたことが過去のInstagram投稿で明らかになっています。

ガスのInstagram投稿で、2018年10月に12回も通院したことを報告しています。

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こちらのInstagram投稿には、サブリナの動画を見た視聴者が批判のコメントを書き込んでいます。

釈明の投稿

ガスはツイートで釈明しています。

抄訳:過去の行いを反省しています。話し合いを重ね、カウンセリングを受け、セラピーを通して自分の至らなさを痛感しています。本当に申し訳ないことをしてしまいました。これからも反省を生かして多くのことを学んでいきます。予定していた公演は中止します。
recovered tweet 1452830104053116934

(2022年8月8日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)

このツイートにサブリナはこのように応えています。

recovered tweet 1452838251278995457

(2024年10月6日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)

YouTuberは一見稼いでいるように見えても経済的に不安定です。サブリナも「今回の動画は深刻な内容だけど生活がかかっているので広告をつけさせてね」と断っています。ガスも子どもができたら活動に差し障りがあると思ったのでひどい発言をしたのでしょう。彼らは数カ月前まで共演した動画を公開しているので、別れたのは最近のようです(2021年8月公開の共演動画)。

米国では公的医療保険が整備されていないことも不安定さを悪化させています。YouTuberは自由な職業であり、私的医療保険の選択の自由はよいことであるとしても、自由が人を幸福にするとは限らないと感じさせられます。

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