瀕死のNFT業界に颯爽と登場したスーパーマン、トランプ元大統領!悪趣味なNFTを発売し熱心な支持者も絶望

おもしろネタ

重大発表を予告していたトランプ元大統領が発表したのはしょうもないNFTコレクションでした。トランプNFTの公式サイトCollectTrumpCards.comによれば、これらのNFTは2024年アメリカ大統領選の資金とは無関係だそうです。

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いまさらNFT

トランプ元大統領は2022年12月16日に重大発表をすると告知していました。2024年の大統領戦への出馬を表明して間もない時期なので、政治的な発表が予想されていました。しかし、当日発表されたのはNFTの発売でした。

トランプ元大統領が売り出したNFTは、宇宙飛行士、スーパーヒーロー、レーシングドライバーなどに扮したトランプ元大統領が描かれています。熱心なトランプ信者なら卒倒しそうなぐらいかっこいいですね。

それぞれの購入者にはありがたいことにトランプ元大統領とマ・ア・ラーゴで食事をしたり、一緒にゴルフをしたり、Zoomミーティングをしたりできる懸賞付きです。1種類あたり$99(約1万4000円)で売り出されています。熱心なトランプ信者なら喉から手が出るほどほしい特典のはずです。

公式サイトによれば12月16日に公開された4万5000個のNFTは即日売れたそうです。単純計算で売上げは$4.46ミリオン(約6億2000万円)になります。

今後の売買額の10%はアーティストのClark Mitchellにいくそうです。

熱心な信者以外からは冷ややかな視線が送られているようです。全種類のNFTの購入者には国家機密情報も当たるよ!と冗談を言う人もいました。

もし本当なら、ロシアや中国の情報機関がこぞって買い集めそうです。

チャチな作りで拾いもの画像をパクっていると指摘されています。

トランプ元大統領御製のNFTに狂信的なトランプ支持者のベイクドアラスカは随喜の涙を流しているかと思いきや、違うようです。

ベイクドアラスカは2021年の米国議事堂襲撃事件で有罪判決を受けており、これまでTwitterアカウントは停止されていましたがイーロン・マスクがTwitterの経営者になって復活しています。その彼でも複雑な気持ちを抱いてしまうようです。

どうやら熱心な支持者の満足は得られなかったようです。ならば、よりリアルなトランプ元大統領のNFTはいかがでしょうか?

これはキツい。熱心な支持者はこれも受け入れられないでしょう。

トランプ元大統領がおかしな商売に手を出したことに衝撃を受けている人もいるようですが、マルチなペテン師実業家として活躍してきたトランプ元大統領なので参入できない業界はないのでしょう。

トランプ大統領の居住するフロリダの実態に詳しいビリー・コーベン監督です。

以上の内容はインターネットトゥデイの動画でもまとめられています。

Trump's NFT Drop is Hilarious & Pathetic – News Dump

流行は終わっているのに、アメリカ元大統領が時機を逸してNFTを売り出したのは信じられないと紹介しています。

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斜陽のNFT

トランプ元大統領のNFTに限らず、多くのNFTがただの詐欺の道具だったことに気づき、怒っている人が多いようです。2021年から2022年にかけて大いに世を賑わせたBored Ape Yatch Clubの集団訴訟が始まり、テレビで宣伝したパリス・ヒルトン、ジミー・ファロングウィネス・パルトローなども訴えられています。

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(2024年11月10日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)

これだけ詐欺のイメージが浸透してしまったNFTになぜ今更トランプ元大統領が進出しようとしたのかは謎です。全部売り切れたので、商売としては正しい判断だったのでしょう。2024年の選挙で大統領に返り咲くつもりが本人にはない疑いが強まります。

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