全面対決へ TikTokが最長10分までの動画を投稿可能にしYouTubeに対抗

YouTuberニュース

人気アプリのTikTokが10分間の動画を投稿できるようにしたと発表しています。TikTokは2021年7月に投稿できる動画の長さを3分まで伸ばしていました1。2021年のトラフィックでYouTubeを追い抜いたTikTokですが、ますます他のアプリに差を付ける戦略のようです。

TikTokの魅力は短い時間で最大限の情報が得られることでした。10分に伸びたとして、アプリの魅力は増すのでしょうか? 一部YouTuberの意見を紹介します。

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YouTuberの反応

YouTuberのSwell Entertainment(YouTubeチャンネル)の意見です。

TikTokの魅力は短く要点をまとめた動画でした。意味のない内容をだらだら話すYouTuber(タナ・モジョトリシャ・ペイタスSpill Seshなど)のようなコンテンツが増えると魅力は下がります。YouTubeでは広告をつけ、収益を増やすために8分以上の尺が必要だとされています。そのため、無駄な内容で動画を長くするだけのクリエイターが増えました。TikTokでも同じことが起こることが危惧されます。

一方、従来のTikTokでは視聴者の関心を引いて再生数を稼ぐために、意味もなくオチを先延ばしにして続編を投稿する悪趣味な人もいました。今後、そのような動画は少なくなるのでしょうか。

そもそもTikTokを利用していないYouTuberのCordWitの意見です(YouTubeチャンネル)。

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(2022年6月5日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)

ここまでの内容はオプティマスが紹介しています。

TikTok Targets YouTube Yet Again

時代はTikTokとYouTubeの全面対決?

YouTubeは動画プラットフォームとして長らく独占状態でした。クリエイターだけではなく視聴者にとっても不便な要素を増やして、不満は募る一方です。TikTokの急成長で良い意味でユーザーを囲い込むための競争が起こっています。

TikTokの短い動画には中毒性があります。そのためYouTubeも追随し、YouTubeショート動画を2020年にインドで先行提供し、2021年前半から米国で、2021年半ばから全世界で展開しています。YouTube社はショート動画を急上昇ランキングに入れ、推しているようですが、TikTokの顧客を奪うには至っていません。YouTubeのシステムにはショート動画はうまくはまっていないようです。

同様に、長い動画だとTikTokのシステムではうまくはまらないかもしれません。YouTubeのような検索でタイトルが表示される機能がないと長いものを見る気にはならない可能性があります。長い動画ではシーク(動画再生時刻を自由に選ぶこと)が必須ですが、ストレスなく使えるシーク機能をTikTokが提供できるかはまだわかりません。

全面対決に発展したTikTokとYouTubeですが、結局、それぞれの本来のよさ以上のものを得ることはできないのではないでしょうか。

  1. それ以前は最大1分に制限されていた。
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