Robloxは抗議デモもあれば美容商品も宣伝される 子どもたちの仮想現実

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現実にあるものは何でも仮想空間にもある時代です。人気ゲームRobloxでは抗議デモが行われていました。

現実世界でアメリカ合衆国移民・関税執行局(通称ICE)が移民の強制送還をしているニュースを受けてのICEへの抗議デモがロサンゼルスで連日行われていました。6月14日には大統領肝いりの大規模軍事パレードに反対するNo Kingsデモが全米各地でありましたが、Robloxでも抗議活動が行われたようです。

他方、美容ブランドがRobloxプレイヤーへの宣伝を強化しているのでこちらも紹介します。

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ICEへの抗議

こちらのTikTok動画では抗議の様子が投稿されています。プラカードには「No Ice」の文字が見えます。

法的なプロセスなく問答無用で人々を強制送還するICEの在り方に抗議をしています。

こちらの動画でも「ICEは嫌い」と書かれたプラカードを持っています。

この現象について記事を書いていたジャーナリストのテイラー・ロレンズは悲しい近況を紹介しています。

現実世界でも同じような展開になっていますが、ゲームの世界でも容赦ないようです。無事だと良いのですが。

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Robloxで化粧品の宣伝

こちらの動画では近所の子ども(11歳)と話していて、最初のリップグロスをエルフ(e.l.f.)で買ったと聞いたそうです。なぜエルフを選んだのかと尋ねたところ「Robloxで見たから」と答えたそうです。

Why beauty brands are taking over online gaming

近年、セフォラキッズに代表されるように若年層が化粧品に使う金額が増えているので原神(Genshin Impact)の中でCharlotte Tilbury、Decentralandの中でEstee Lauderなども積極的に宣伝をしているそうです。ブランドに対する良いイメージを若年層の消費者に印象づける狙いもあります。

一方で、化粧品ブランドのドランク・エレファントは若年層の間で人気になり、本来のターゲット層が敬遠する結果となった失敗例も紹介されています。

現実世界で抗議デモがあればRobloxでも抗議デモがあり、現実世界で大人が化粧品の消費をすれば同様にゲーム内でも消費があるようです。

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