エマ・チェンバレンとチャーリー・ダミリオがルイ・ヴィトンの広告を務めるも不評 その理由は?

ファッション

ファッション業界がティーンへの広告塔としてYouTuberやTikTokerを起用する傾向が強まっています。今回ルイヴィトンのキャンペーンに抜擢されたのはエマ・チェンバレン(Emma Chamberlain)とチャーリー・ダミリオ(Charli D’Amelio)です。

エマはコメディ動画を投稿して人気になったYouTuberです。チャーリーは大人気TikTokスターです。チャーリーの家族(両親と姉)もTikTokerで、姉のディクシーも人気です。

人気者の二人ですが、二人が起用されたことに一部から批判が出ています。

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人気のエマとチャーリー

こちらはエマのInstagram投稿です。執筆時、200万以上のいいねがついていますが、コメント欄は閉鎖されています。

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エマはYouTubeファッション・ディレクターであるデレク・ブラスバーグに可愛がられています。デレクとエマは動画でコラボすることもあります1。チャーリーは姉のディクシーと一緒に洋服ブランド『ソーシャル・ツーリスト(Social Tourist)』のモデルを務め、ファッション業界にも活躍の場を広げています。TikTokのフォロワー数が多いことで有名なチャーリーなので、ハイブランドの広告に参加しても疑問はありません。

しかし、ファッション業界に詳しいSNSユーザーからの広告の評判は良くありません。一部のInstagram投稿を紹介します。「何も感じない。黒人クリエイターが抜擢されることはないのはなぜだろう。」とInstagramユーザーのLOUISは投稿しています。

酷評されている2人

エマは2018年には「ふつうの女の子」のイメージで絶大な支持を集めていましたが、現在ではもはや大物YouTuberとなり視聴者からは縁遠い存在になってしまいました(本サイトの記事)。デレク・ブラスバーグなどYouTubeの広告戦略の意思決定者たちからかわいがられすぎている(優遇されすぎている)ため、やや好感度が下がっています。

チャーリーはダンス動画で人気になりましたが、ダンスが飛び抜けて上手なわけでも、スター性が高いわけでもありません。TikTokで動画を投稿している数多くの女の子の中でたまたま人気になった一人という印象があります。彼女の日常のファッションセンスがよいと評判になっているわけでもなく、ブランドの広告塔に選ばれる必然性はなさそうです。

デレク・ブラスバーグが選定した人にだけハイブランドを宣伝する機会が与えられている思うと、不公正を感じます。

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おまけ

先日のキム・カーダシアンのスタイリングも酷評されていました。

ドレスとカーディガンとキャップの組み合わせが奇妙です。元夫は変人でしたが、センスのいい人だったことがよくわかります。キムのコーディネートについて「2012年みたい。どこまでもカラバサスの雰囲気。キムは何を着てもファストファッションのブランドFashion Novaを着てるように見える。」などの意見がありました2

Image: Louis Vuitton Cruise 2022 Fashion Show Review

  1. このような動画。Emma Chamberlain Plays LV Trivia Game with Derek Blasberg | LOUIS VUITTON
  2. こちらのInstagram投稿のコメント。
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