Instagramでは現在、お尻が大きい体型のモデルが人気です。整形してこの体型にしようとする人もいます。その体型を理想像にしたのはカーダシアン=ジェンナー家です。
今回はクロエ・カーダシアンの加工なしの写真が出回り騒ぎになっていたので紹介します。
おばあちゃんの鍵付きアカウントから…
クロエの加工なしの写真が最初に投稿されたのは、カーダシアン=ジェンナー家の祖母であるMJおばあちゃんの鍵付きのInstagramアカウントだったと言われています。写真はレオパード柄のビキニを着たクロエがにっこり笑っています1。
Social Media is not real life pic.twitter.com/xsPrXyq8br
— Tim Pool (@Timcast) April 6, 2021
ごく自然な写真でしたが、クロエはこの写真が拡散するのを阻止したかったようです。問題の写真を転載したTwitterアカウントやInstagramアカウントに法的措置をとって削除を要求しています。
美容整形を紹介しているアカウントkosmetickrysのInstagramストーリーで紹介されていました。
必死に加工なしの写真を封印しようとするクロエに批判的なコメントがありました2。
幾度の美容整形をくりかえしても、まだ自分の外見に満足していないから普通の写真が出回ると必死にネットから消そうとしてる。
あの一家は全員、身体醜形障害でしょう。
(2022年1月30日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)
身体醜形障害(BDD)とは過度に自分を醜いと感じる精神の症状を指します。顔だけではなく、体の美容整形をしているカーダシアン=ジェンナー家は身体醜形障害に苦しんでいるのではないか、という指摘があります。
美容整形外科のInstagram投稿です。左上に「訴えてみろ(SueMe)」と書かれています。
これは美なんかではなく、自信のなさの表れだ。
人々がクロエの加工なしの写真で騒いでいるとクロエは長い長い釈明文を投稿します。
ずっと「カーダシアン姉妹のブスな子」、「カーダシアン姉妹のデブな子」、「姉妹に似ていないからクロエの父親だけ違うはずだ」と言われ続けてきました。
— Khloé (@khloekardashian) April 8, 2021
写真を投稿して細部まで検証され批判されるのはいつまでも慣れないし、批判を聞いているうちに自信を失ったと明かしています。世間にどのように見られたいか、どの姿の自分を投稿するかはすべてクロエが判断し、これからも加工した姿を投稿する、と話しています。
視聴者の意見を紹介します。
(2021年4月9日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)
カーダシアン=ジェンナー家の外見に関する執着を感じる騒動でした。彼女たちはイメージで商品を売る商売をしているので、誰もが憧れるような姿を見せ続けなければいけないプレッシャーを感じているようです。
こちらはカーダシアン家がハリウッドの美意識に与えた影響についての記事です。
Image: Khloé Kardashian’s Unedited Bikini Photo Could Change Young Women’s Lives