集団訴訟で訴えられているジェイク・ポールの隠しウォレットを特定したCoffeezilla

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暗号通貨を宣伝して売り逃げたため、YouTuberのジェイク・ポールが炎上しています。ジェイクが宣伝した暗号通貨はSafeMoonです。ジェイクはこの件で集団訴訟を起こされています。ジェイクの隠しウォレットを特定したコフィズィラ(Coffeezilla)の動画が話題になっているので紹介します。

ジェイク・ポールはラッパーのリル・ヨッティソウルジャ・ボーイとともに集団訴訟を起こされています。彼らは暗号通貨を報酬を得た上で宣伝して、値が上がったところで売り逃げるパンプ・アンド・ダンプ(Pump And Dump)詐欺を行った疑惑で訴えられています(外部英語サイト参照)。

今回YouTuberのコフィズィラはジェイク・ポールの隠されたウォレットを特定して、動画で暴いています。

Exposing Jake Paul’s Scams

以下の内容はこちらの動画を基にしています。

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『問題児』のウォレットを特定

暗号通貨の取引はブロックチェーンに書き込まれ、すべて公開されています。言い換えれば、暗号通貨ではお金の流れが追跡可能です。これは信頼できる要素ですが、だからといって詐欺の犯人をすぐに捕まえられるわけではありません。というのも、どのウォレットからどのウォレットにお金が移動したかはわかっても、ウォレットの持ち主が誰かは必ずしもわからないからです。うさんくさい目的で作られた匿名のウォレットの所有者の特定は困難です。

これまでコフィズィラは複数の暗号通貨詐欺に関わったインフルエンサーを告発してきました。なかには狡猾な取引を何度も行って暗号通貨を別のウォレットに移し、目くらましを図るインフルエンサーもいますが(例:セイブ・ザ・キッズトークン)、単細胞ですぐにウォレットを特定されるインフルエンサーもいます。

コフィズィラいわく、「ジェイクはそれらのインフルエンサーのちょうど中間くらいの知能なようだ。みんなが思ってるほどジェイクはバカではないが、ジェイク本人が過信しているほど賢くはないので」特定可能だったようです。

ジェイクはこれまで5つの暗号通貨・NFTの宣伝をしてきました。Sacred Devils(セイクリッド・デビルズ)、StickDix(スティックディックス)、Safemoon(セイフムーン)、 Yummy(ヤミー)、MILF(ミルフ)です。ジェイクがこれらを宣伝した時期にタダで入手しているウォレットを見つけられれば、ジェイクが公にしていないウォレットを特定できる可能性があります。

コフィズィラたちは、ウォレットをたどり「Problem Child(問題児)」とタグ付けされたウォレットにキャッシュアウトされていると発見します。「Problem Child(問題児)」はジェイクがボクシングのときに利用しているあだ名です。調べたところ、ジェイクが仮想通貨で受け取った宣伝報酬の額は、現金に換算して$2.23ミリオン(約2億5000万円)になりました。

コフィズィラの動画が公開されたあと、暗号通貨SafeMoonの集団訴訟に新たな動きがありました。

ジェイク・ポール以外にも、暗号通貨やNFTを売りさばいてファンから金を巻き上げるインフルエンサーが最近多くいます。

暗号通貨やNFTは有名さを手っ取り早く換金するのに最適な道具のようです。土地を持っていたら土地を売って儲けられるし、芸術品を作れたらそれを売って儲けられます。それと同じように暗号資産やNFTを売ると名前に傷がつきますが、名声と引き換えに金を得られるなら、利用するということのようです。

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