2022年にTikTokスターのジャック・ライト（当時17）が同じくTikTokスターのシエナ・メイ（当時17）に性的に暴行されたとYouTube動画で告発して炎上騒動になっていました。
シエナは全面的に疑惑を否定していましたが、ジャックの友人らがSNSに「証言」を投稿していたため信用されていませんでした。炎上後、シエナはロサンゼルスを離れハワイに移住しTikTokの活動をしばらく休止していました。
3年が経ち、当時告発されたシエナは改めて「私は彼を性的に暴行はしていないし、ジャック・ライトはウソをついていた」と主張する動画を投稿しています。
3年後の再反論
こちらが2025年1月18日に公開された『ジャック・ライトとの騒動について』です。48分の動画でシエナは、TikTokスターになり、虚偽の告発をされ、キャンセルされ、自死を考えるも、水着ブランドを立ち上げ、今のインフルエンサー活動に戻るまでを時系列で振りかえっています。
シエナはジャックとは高校時代からの知り合いでもあり、インフルエンサーとして巨額のスポンサーを一緒に受ける仲だったと話しています。仲の良い動画を一緒に撮りフォロワーを伸ばすうちに、シエナはジャックとの関係に疑問を持つようになります。ジャックは決してシエナと付き合う気はなく、あくまでビジネス上のカップルでいたかったようです。
利用されていると気付いたシエナはビジネス上の関係を清算したくなり、ジャックにそれを伝えます。ジャックは「不仲になったと公にするのは自分のブランドに不利だから、嫌だ。スポンサーもあるし。」と断ります。二人はケンカになり、シエナはしばらくジャックからの連絡を無視していたそうです。すると、ジャックの友人らが「シエナは最低なヤツだ。ジャックをセクハラしている」と主張する投稿を始めます1。
ジャックの友人らの主張には根拠がないので、シエナは弁護士に相談して投稿を削除させます。実際、シエナを「告発」していたアカウント（MasonRizzo3、taimua）はすぐに投稿を削除して、アカウントまで削除しています2。
一時的に騒動は収束しますが、半年後ジャックはYouTube動画で「シエナからセクハラされた」とYouTube動画で主張します（記事）。動画はすぐに1000万回再生され、シエナはまたも炎上していました。
シエナは「ジャックはボットアカウントで自分を中傷している」とも反論していました。シエナは疑惑を否定して釈明をしますが、炎上は収まりません。この頃シエナはカリフォルニアを離れ、ハワイに移住したそうです。
シエナはネットで自分の主張をくり返しても聞き入れてらえず、キャンセルされたのは辛かったと振りかえっています。一時は悲観して自ら命を絶つ考えも浮かんだそうですが、家族や教会コミュニティのおかげで少しずつ傷が癒えたそうです。
2022年6月に母御と一緒に水着ブランドを立ち上げた際は「誰にも買ってもらえない」と思っていたそうですが、完売になり驚いたそうです。現在は1年以上交際している彼氏もいて、幸せだと話しています。
ジャックは事実無根のセクハラをでっち上げ、先手を打って虚偽の主張を友人らと共謀して拡散することで、シエナの信頼を落とす計画だったようだ、とシエナは結論付けています。
さまざまな反応
ジャックは無言を貫いていますが、TikTokのフォロワーを減らし、コメントを削除しています。こちらの投稿では、削除されていくコメントを紹介しています。
シエナの動画を見た人は「虚偽の主張をして人の人生を狂わせるような輩がいる」と投稿しています。
意外と多くの人が「そもそもジャック・ライトを信用してなかった。」「ジャックはいろいろと怪しい。」とコメントを投稿しています。
一方、シエナの主張を信じる人はバカと投稿する人もいます。
If you believe Sienna Mae ur an idiot
— Daniela♡︎☽ (@h2gkmodani) January 19, 2025
2025年1月22日に公開されたBFFポッドキャストでは、TikTokスターのジョッシュ・リチャーズ、グリフィン・ジョンソン、ブリアナ・チキンフライは全員「当時からジャック・ライトの主張には証拠が乏しく、本当はシエナ・メイの側に付いていたが、世間がそうではなかったので公に言えなかった。実際シエナに会ったことがあるが、素敵な子で、こんな子が虚偽の告発でキャンセルされたのは怒りが湧く3。」と話しています。
騒動から数年たち、そもそも「ジャック・ライトって誰？」と投稿する人も少なくありません。
