16か月ギャンブルを宣伝して540億円稼いだTrainwreckstv 宣伝禁止を受けて語るも批判の声が

YouTuberニュース

Twitchは2022年10月18日からギャンブル関連のコンテンツをガイドライン違反にすると発表していました。ガイドライン違反になった背景には、視聴者から5500万円以上をだまし取っていたギャンブル依存症のストリーマーItsSlikeRの騒動があります。

ギャンブル関連のストリームをしてきたのはItsSlikeRだけではありません。ギャンブルの配信を大々的にしてきた一人がストリーマーのトレインレックTV(本名Tyler Faraz Niknam)です。

トレインレックTVは、ギャンブルに関連したスポンサーから$360ミリオン(約540億円)を受け取っていたと告白して話題になっています。

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トレインレックTVの稼ぎ

トレインレックTVが10月19日にゲーム『Overwatch 2』をプレイ中に告白しています。

(ギャンブルのスポンサーStakeと契約した)16か月間の間に約540億円もらった。俺はそのうち$70ミリオン(約105億円)から$75ミリオン(約112億円)を人にあげた。

こちらの報告によればアメリカのオンラインギャンブリングの市場規模は$57.54ビリオン(約8.6兆円)とされています。報酬が本当にトレインレックTVの言っている通りの額だったら、オンラインカジノ業界の年間売上総額の1%弱が一人のストリーマーに流れていたことになります。やや信じがたい数字です。

また、こちらのニュース記事によればStake.comの時価総額は$1ビリオン(約1500億円)です。時価総額の三分の一も広告費をかけるのは変です。Stake.comは仮想通貨を使ったギャンブルをしているので、仮想通貨が値上がりしていたときの換算なのかもしれません1

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批判する声

ギャンブル依存症は深刻な問題です。巨額を稼ぎ、それをファンに還元していたとしてもトレインレックTVのギャンブル宣伝は感心できるものではない、と批判の声が出ています。

数々のうさんくさいインフルエンサーを告発してきたコフィズィラのツイートです。

この批判にトレインレックTVが反論しています。

またコフィズィラが反論しています。

ここまでの内容はコフィズィラが動画にしています。

Streamer Made $360,000,000 Gambling

トレインレックTVはギャンブル宣伝中に「99.8%は負けてるから、ギャンブルはするなよ」と話しています。たしかに、警告はしていますが、ギャンブルを宣伝し続けています。コフィズィラは「トレインレックTVのストリームに多大な宣伝効果があったから、これだけの額を受け取れたんだ。ビジネスの原則だろう」と指摘しています。

トレインレックTVの主張を受け入れるにせよ、コフィズィラの主張を受け入れるにせよ、Twitchではギャンブル配信が原則ガイドライン違反になったのは評価できます。潜在的な被害者が減るからです。

  1. それにしても高すぎるが。MrBeastのチャンネル買収のオファー額が$1ビリオンだったことを考えてもおかしい。
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