古着と酷似したデザインのアパレル商品を売り出したユーチューバーHila Kleinの苦しい釈明

おもしろネタ

人気YouTuberのアパレル商品のデザインに盗作疑惑が浮上しています。問題になっているのは夫婦YouTuberとして活動しているh3h3productionsのイーサン・クラインとイーラ・クラインのアパレル『テディーフレッシュ(Teddy Fresh)』の商品です。

古着屋や古着サイトでたまたま見つけたデザインが『テディーフレッシュ』の商品に似ていると視聴者の間でささやかれていました。それぞれの商品と、デザイン元になった写真を比較して検証するスレッドも投稿されています。

イーラ・クラインは『テディーフレッシュ』のデザイナーをしているとポッドキャストで語ってきました。しかし、盗作疑惑が生じると「スタッフのデザイン案だった」と責任転嫁をしています。真相は不明ですが、不誠実な対応だと一部ファンは憤っているようです。

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盗作か、着想を得ただけか

こちらがイーラのアパレルデザインと古着のデザインが似ていると指摘しているスレッドです。投稿者はYouTuberのSALVOPANCAKESです。彼は2021年からデザイン盗作疑惑について動画にしていました。

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(2022年8月21日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)

執筆時、SALVOPANCAKESのツイートは表示されにくい状態なので、スクリーンショットで紹介します。

こちらの画像は、上の写真が1992年の裁縫本に掲載されていた恐竜のニットで、下の写真がイーラがデザインしたと主張しているニットです。この盗作疑惑が指摘されると、イーサン・クラインは盗作を認め、デザインの責任があった従業員を解雇したと発表しています。すべてのデザインをイーラがしていたのではなかったのでしょうか?

Teddy Fresh

デザイン盗用疑惑 その1

こちらの上の写真は2013年にアクティビジョンが発売したゲーム『Cabela’s Dangerous Hunts 2013』の表紙です。下の写真はテディーフレッシュから発売されたニットです。

Teddy Fresh

デザイン盗用疑惑 その2

こちらの上の写真はテディーフレッシュから発売されたTシャツです。下の写真は古着のTシャツのデザインです。ぬいぐるみの配置、背景のギンガムチェック柄がよく似ています。

Teddy Fresh

デザイン盗用疑惑 その3

こちらの上の画像2枚は左がasosの商品、右はテディーフレッシュの商品です。下の画像2枚は左がプラダの商品で右はテディーフレッシュの商品です。もし偶然の一致なのだとしたら、奇跡のようです。

Teddy Fresh

デザイン盗用疑惑 その4

こちらは電子商取引サイトEtsyで発見されたビンテージのTシャツと、テディーフレッシュの商品です。色合いは異なりますが、カウボーイのデザインコンセプトや細部が酷似しています。

Teddy Fresh

デザイン盗用疑惑 その5

こちらは左がテディーフレッシュの「反億万長者」Tシャツで、右がフォロワー数4000人のInstagramアカウントが投稿していたデザインです。

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(2022年8月21日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)

こちらは左がテディーフレッシュの商品、右がEBayで売られている1983年製のTシャツです。

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(2022年8月21日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)

もともとイーラのアパレルデザインに関しては、ファンの間でも疑問が出ていました。redditには半年前から「他社のデザインとテディーフレッシュのデザインが似ている」と投稿がありました。

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盗作疑惑以前の背景

2020年9月にイーサン・クラインは「ジェームズ・チャールズのアパレルブランドがテディーフレッシュのデザインを盗用している!」と大々的に告発して話題になっていました。いずれの商品もパステルカラーのカラーブロッキングのパーカーでした。

当時はレトロなデザインが流行っており、カラーブロックングをイーラが発明したわけではないので、大げさな反応だと思います。

2021年にはうってかわって、イーラが他社のデザインを盗用した疑惑が出ています。当時イーサンは「テディーフレッシュには15名の従業員がいる。全員が誠実な仕事をしていると思いたいが、そうではないようだ。」と盗作をしたのは従業員だと釈明しています。

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(2022年9月18日:削除されたYouTube動画をキャプチャ画像で置き換えました。)

もともとYouTuberのアパレル商売は人気に任せて、いいかげんな商品を売るイメージがあります。イーラはデザイナーを務め、責任を持ってブランド運営をしていると宣伝していましたが、実態は違うのでしょうか。

古着から着想を得ても、独自の変化を加えれば問題なかったと思いますが、比較写真を見るに、ずさんな運営をしていたのではと感じます。

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