Netflixの大ヒットドラマ『イカゲーム』を再現した大規模な動画が公開されました! 人気YouTuberのミスタービーストが2021年11月24日に公開しています。ドラマのセットを徹底的に再現して、撮影予算は総額5億円($5ミリオン)とも報じられています1。
456名の一般人が公募で参加して、賞金456,000ドル(約5300万円)を懸けてゲームを行います。
Real life Squid Game with 456 people goes live today at 4pm Eastern 🙂 pic.twitter.com/vC7S54AVk0
— MrBeast (@MrBeast) November 24, 2021
当初『イカゲーム』を再現すると発表したミスタービーストは、一部の視聴者から批判の声にさらされていました。
というのも、原作のドラマは「金持ちが見て楽しむために、債務者たちが命を懸けたゲームに参加する」物語だったからです。「ミスタービーストは原作の金持ちと同じことをするより、その予算を寄付した方が、人の役に立つはずだ」との声が出ていました。
批判の声
ミスタービーストが批判されていたのは、こちらの投稿が発端でした。
I now have every game from Squid Game built in real life 🙂 pic.twitter.com/kzeeuSF7Rv
— MrBeast (@MrBeast) November 13, 2021
ロボットや衣装、簡易ベッド、ガラスの床までセットで再現されています。これほど再現できる予算を確保できるミスタービーストはさすがです。
このツイートに批判の声が噴出します。
(2023年3月5日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)
まったく同じ内容のコピペも投稿されています。
(2023年3月11日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)
一方で擁護の声も投稿されています。
Let’s just go ahead and say you’ll never be satisfied with how he spends his money.
No matter how much he donates you’ll still argue that he shouldn’t buy a lambo, a yacht or build this recreation of Squid Games.
It’s his money to enjoy how he wants. Relax.
— XVIII 🧠 (@MerdeXVIII) November 14, 2021
ミスタービーストは複数のチャンネルを運営していますが、「ミスタービーストの社会貢献活動(Beast Philanthropy)」というチャンネルも立ち上げています。最新動画は『一万世帯に感謝祭の食事を提供したよ』です(動画リンク)。ミスタービーストなりに、できるかぎり慈善活動を行っているようです。
(2022年8月21日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)
公開前から一部の視聴者に批判される中、動画は無事、公開されました。
大迫力のセット
456名が賞金を懸けて必死にゲームに参加する様子はドラマ以上の迫力です。今回の動画は、海外YouTuberの間で「ミスタービーストの最高傑作」だと評価されています。
ミスタービーストの動画は毎回YouTubeトレンド入りしていますが、今回は違います。指摘しているYouTuberのコフィズィラです。
Sorry but how is Mr Beast’s new video not trending #1.
1.1m views in 22 hours, trending #1.
5.9m views in 2 hours, not trending? 🤔 pic.twitter.com/WRFX7veWKR— Coffeezilla (@coffeebreak_YT) November 25, 2021
不思議です。
YouTubeトレンド(急上昇)は人為的な操作があるとされています。ミスタービーストの通常の動画や、慈善活動動画を推すためYouTubeはトレンドに入れていますが、今回YouTubeが推さないことにしたのは、原作『イカゲーム』に残酷な描写もあるためかもしれません。他のYouTubeチャンネルが『イカゲーム』を再現している動画は、トレンド入りしていましたが。
注
- 2021年11月20日公開のドラマ・アラート動画内。ミスタービースト本人は約3億5000万円かかったと言っている。