2017年に始まったトランプ政権が終わる日が来ました。トランプ大統領が数々の偉業を成し遂げたことは論を待ちません。ヘーラクレースの12の功業にも比すべきその功績を讃える声をTwitterから抜粋して紹介します。
以下の内容はすべて事実です。フェイクニュースは含まれません。
トランプ大統領の功績
トランプ大統領がもうすぐ任期を終えるので、みなさんに彼が4年間にしでかした奇妙でバカで失敗した独裁者的行動の数々を改めて紹介します。
まずは、「日食の太陽を直視するトランプ」です。
(2023年1月22日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)
2017年8月22日、北米では皆既日食が観測されました。目に悪いので太陽を直に見てはいけませんが、もちろん、合衆国大統領なら直視することができます!
同日、ちゃんとサングラスをかけて日食を見ている写真も公表されていますのでご安心ください。
トランプは大学フットボール大会で優勝したクレムソン大学の選手にマクドナルドを提供した。政府閉鎖のせいでホワイトハウスで調理できる人が不在だったから。
(2023年1月22日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)
こちらは2019年1月14日の出来事です。米国では法律で国債発行額の上限が定められており、その引き上げ協議が難航すると政府関係機関の予算がなくなり、閉鎖されます。ホワイトハウスの料理人も休みになり、料理を出せません。しかしピンチをチャンスにする名人のトランプ大統領は、大好物のファーストフードを選手たちに振る舞うことにしました。満面の笑みです!
なお、こちらの記事では、大学フットボールの選手たちにはマクドナルドだけでなくバーガーキング、ウェンディーズ、ドミノピザも振る舞ったと書かれています。
選手たちも大満足だったことでしょう!
ハリケーンで甚大な被害を受けたプエルトリコを訪問するも、被災者へ向けキッチンペーパーを放り投げるトランプ。
(2023年1月22日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)
2017年9月にプエルトリコを襲ったハリケーン・マリアの避難所での一幕です。さすが被災者への配慮にあふれていますね!
トランプ大統領はハリケーンへの対応は大成功だったと言っていますが、ハリケーン・マリアは米国史上第3位の被害をもたらしています。
パンデミック中に豆缶を宣伝。
(2023年1月22日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)
2020年7月の出来事です。突然、缶詰の宣伝をしました。社長が支持者だったからです。
娘のイヴァンカも宣伝してミームになりました。
公人として私企業の宣伝は慎むのが常識のはずですが、もちろんその常識を破るのがトランプ家です!
靴にへばりついたトイレットペーパー。
(2023年1月22日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)
2018年10月のニュースです。
一般人なら恥ずかしいところですが、トランプ大統領ともなれば全く恥ずかしくありません!
小さな机
(2023年1月22日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)
2020年11月の感謝祭のときの写真です。小学生の机を持ってきたのか?と騒ぎになりましたが、以前から使われてきたものだそうです。
7歳の子どもに「まだサンタを信じているのか」と発言。
(2023年1月22日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)
2018年のクリスマスのニュースでした。
大統領は国民に、ときには子どもにも、つらい真実を告げねばなりません。大統領が担う重責をうかがわせるニュースでした。
クリスマスにホワイトハウスを飾り付けるのはファーストレディのお仕事です。
後にメラニアが「クリスマスの飾り付けなんてどうでもいいのよ! でもしないといけないのでしょう?」と愚痴を言っている音声が流出しています。
Looks like Christmas came early this year #MelaniaTapes pic.twitter.com/rBhoHJkhQL
— Saint Hoax (@SaintHoax) October 3, 2020
メラニア夫人もお疲れ様でした。ようやく離婚協議を始められますね。
偽のメラニア。
(2023年1月22日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)
2020年10月、遊説に同行したメラニアが偽者ではないか、とミームになっていました。
実際には本物だったようですが、以前から夫婦仲が悪いとウワサされていたので信じる人が続出しました。ようやく離婚協議を始められますね。
尋常ではない顔色
(2023年1月22日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)
夕焼けに照らされたトランプ大統領はまさにオレンジ色でした。
日焼けした「健康的な」肌色に見せるための色素のせいです。
その他、サウジアラビアのサルマン国王とエジプトのシシ大統領と一緒に謎の球体に手を当てる映画の悪役みたいな写真、星条旗をまさぐる写真、一人でお水が飲めてえらいでちゅねの写真、北朝鮮の指導者からでっかいでっかい手紙をもらってご満悦の写真、手をつなごうとしたらメラニア夫人から拒否された映像などもありますが、割愛します。ようやく離婚協議を始められますね。
右派にせよ、左派にせよ、トランプ派にせよ、反トランプ派にせよ、政治家をアイドルや教祖のように崇める風潮はよくありません。
同じ空気だな。
Same energy pic.twitter.com/2VdsIhWJfq
— Jeff Waldorf AKA *Acid Dragon* #DragonSquad (@jeffspolitics) January 1, 2021
イヴァンカが各国の首脳と話をしている映像が出回っていました。
各国の首脳の会話に入ろうとするイヴァンカ・トランプ。まったく相手にされていないし、恥をかいている。イヴァンカちゃんはアメリカ初の女性大統領になるより、刑務所に入る可能性が高いのでは。
(2024年11月10日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)
クリスティーヌ・ラガルドの表情が怖すぎます。
ニューヨークの社交界では通じたハッタリは世界の首脳には通じないようです。ニューヨークでももう通用しないのでフロリダに引っ越すようですが。
イヴァンカはまた垢抜けないファッションブランドを運営したり、化粧品を売ったりする商売に戻るべきなのでしょうか。メラニア夫人も通販番組に出て時計や化粧品を売っていたことがあります。
トランプ大統領はしばらく無職になるのでしょうか。こちらは、BLM運動のさなかに話題になった「あんたクビになっちゃうよ」という歌です。
REMIXXXXXXX #YouAboutToLoseYoJob ????????? pic.twitter.com/PSTK7pGtuZ
— Dj Suede the Remix god (@Remixgodsuede) June 4, 2020
トランプ大統領の現状のようです。
もう一つおまけに、トランプ時代の陰の立役者、上院共和党院内総務ミッチ・マコーネルです。
ミッチ・マコーネル
I can’t unsee it pic.twitter.com/Y30KZoc8Pz
— COVID and Cambria (@BoringDrew) November 28, 2020
よく注意しないと間違えやすいのですが、左の写真がミッチ、右の写真が『パンズ・ラビリンス』のペイルマンです。目が顔についているのがミッチ、手についているのがペイルマンだとおぼえましょう。
ジョージア州の決選投票の結果、共和党は上院でもあえなく少数派に転落しました。トランプ大統領の暴走を彼が止めていればそんなことにはならなかっただろうに、何をしたかったのかよくわからない人です。
おまけ
最後に緊急連絡です。トランプ大統領は至急、悪友の弁護士ジュリアーニにお金持ちらしくケチったりせずお給料を払ってください。高級ホテルではなくアダルトグッズ販売店の近所の造園業者「フォーシーズンズ・ランドスケーピング」の駐車場で記者会見をして、選挙不正を主張する会見では変な色の汗を流し、『ボラット2』の撮影中に女優にセクハラした疑惑があるジュリアーニですから。
An absolutely epic, unrivaled one-month run for this king. Breathtaking. #Rudy pic.twitter.com/sM4qwe4peE
— Paul Brittain (@PaulBrittain3) November 19, 2020
ミシガン州議会公聴会でのおならも印象的でした。
これは日給2万ドル(約200万円)を与えられてしかるべき、「世界の市長」の名に恥じない仕事ぶりです。新型コロナウイルスに感染したおじいちゃん同士、仲良くしてください。