NBAの試合前に8歳児が国歌独唱をする動画が話題になっています。歌っているのはキンズリー・マリー(Kinsley Murray)さんです。アメリカ国旗を模した華やかなドレスを着て熱唱するキンズリーさんですが、「下手すぎる」「ファーギーの再来」といじられ、「周辺の大人のせいでネットで笑いものになっている。この子は悪くない。保護者を批判するべき」などの声が投稿されています。
話題の動画
こちらがNBAのインディアナ・ペイサーズ対トロント・ラプターズの試合前に国歌独唱するキンズリーさんの動画です。
動画には250万いいねが付いています。熱唱するキンズリーさんですが、コメント欄では不安定な歌声がいじられています。「(歌が下手で話題になった)歌手のファーギーを思い出す」「親のコネでこの場にいるのかな?」「既存の音程だけではなく新発見された音程まで歌いこなしている」「泥酔してカラオケで熱唱する俺」などのコメントがありました。
こちらの動画では、実は2回目のテレビ出演であり、キンズリーさんがこれまでNBA以外にも野球やロデオの試合前に100回以上国歌独唱をしてきたこと、父御は小学校教諭のシングルファーザー1で、ワシントン周辺でスポーツジャナリストをした経歴があるが、大金持ちでスポンサー界にコネがあるというほどではないことを紹介しています。
いずれにせよ、キンズリーさんが国歌独唱に情熱を持ち活動しているようです。こちらの記事でキンズリーさんは尊敬している歌手にホイットニー・ヒューストンとケリー・クラークソンの名をあげています。
二人の歌姫を融合したような声を目指してキンズリーさんの力強い歌声が生まれたようです。
心配の声
ボーカルコーチをしているTikTokユーザーは、キンズリーさんの歌い方は危険で、ここままでは喉を痛めてしまうと指摘しています。
インディアナ・ペイサーズが投稿した動画を見ると、会場で笑いをこらえているらしい選手が映っています。ネットで批判を浴びるのが目に見えているキンズリーさんの歌う姿をSNSに投稿する保護者を批判する声もあります。
記事によればキンズリーさんはこのパフォーマンスでお金をもらっているわけではなく、父親は親子の絆のために手弁当で方々に出張出演させているようです。
髪のセットやメイクは父親がしているそうです。本人がやりたがることを手伝ってあげたいと思うのが親心なのでしょう。ネットでたたかれているのは親のせいでもありますが、親心だと思えば責められません。
NBAの試合前の国歌独唱はビデオを送ってきた人の中から選ばれることが多いそうです。もし仮に炎上して話題になることを狙ってキンズリーさんを出演させているならば、チームの経営陣は狡猾であり邪悪です。