ホワイトハウスのクリスマスデコレーションを紹介します。例年ファーストレディーがテーマを決めて盛大に飾り付けが施されます。動画の内容に則して抜粋して紹介します。
ジャクリーン・ケネディ
1961年ジャクリーン・ケネディがテーマを決めツリーを飾る伝統を始めました。
チャイコフスキーのくるみ割り人形をテーマにおもちゃ、鳥、天使などを飾っています。
ナンシー・レーガン
1986年は童謡(昔ばなし)をテーマにマザー・グースの人形が飾られました。
バーバラ・ブッシュ
1990年バーバラが選んだテーマもくるみ割り人形でした。ビーズが施されたバレエシューズが豪華です。ボリショイ劇場から貰ったサイン入りのバレエシューズもツリーに飾られています。
ヒラリー・クリントン
1999年は「ホリデー・トレジャー」がテーマでした。
ローラ・ブッシュ
2006年は「ひいらぎかざって皆を迎えよう」をテーマに光彩ガラスのオーナメントをツリーに飾っています。
ミッシェル・オバマ
2009年は「恵みを受け、喜び、誓いを新たに」がテーマでした。800個のオーナメントを60の地域に送りそれぞれの地域を象徴するようにデコレーションしてもらいました。アメリカ全域の名所がわかるオーナメントが飾られています。
メラニア・トランプ
2018年のテーマは「Be Best」でした。
(2024年9月8日:削除されたInstagram投稿をキャプチャ画像で置き換えました。)
豪華絢爛なホワイトハウスのクリスマスデコレーションですね。お菓子の家も巨大なものが飾られています。クリスマスツリーは全米から収穫され、歴代で最もツリーを寄付しているのはノースカロライナ州の農家です(最多12回)。Christmas tree cultivationというツリーを専門に栽培している農家があるほどクリスマスツリーの需要があるのですね。およそ5.6メートルの高さのツリーを飾るためブルールーム1のシャンデリヤは外されます。
参考:White House Christmas tree(Wikipedia)