YouTuberでOnlyFansのクリエイターであるベル・デルフィン(Belle Delphine)が風呂水を売ったのは2019年のことです。YouTube登録者数214万人のベルですが、動画内容が大人向け過ぎるという理由で削除される騒動もありました。現在、チャンネルに残っている動画は3本のみです。
最近になり、風呂水で得た収益はすべてPayPalに没収された上に罰金まで払わされていたとTwitter(現X)に投稿して話題になっています。
PayPalの罰金
こちらがベルの投稿です。
何年も前の話なので、私の失敗談を紹介します。実は風呂水を販売して売上げがなかっただけではなく、大損していました。PayPalは警告なく私のアカウントを凍結して、売上げの$90,000(約1400万円)まで没収しました。PayPalに電話をしても「何もできません!」と対応されました。
でもニュースで「ベル・デルフィンが風呂水売って荒稼ぎ」と報じられればおもしろいと思ってそのままにしてました。結局、良い思い出になったので後悔はしていません。ちゃんと注文してくれたお客さんに風呂水は発送しましたよ(自分で)。結論はPayPalは死ねかな?
続いてベルはPayPalのアカウントが凍結された理由を推測しています。
I apparently broke one of their ToS, and each time you break a ToS you receive a -$2,500 penalty. So each payment of bathwater that went through was a break of ToS which resulted in -$2,500 every time without me realising. They wouldn’t tell me which PayPal rule I broke and they…
— Belle Delphine (@bunnydelphine) May 6, 2024
続けて「つまり36個しか風呂水売れなかったの?」と質問され、このように答えています。
No i sold them for $35 each. But each time a sale went through it counted as a ‘break of ToS’ which was a $2,500 fine. So before i knew it i lost everything, very quick. Also another fun fact is it cost me $11 dollars to ship ONE PACKAGE to america. you do the math 🙃🔫
— Belle Delphine (@bunnydelphine) May 6, 2024
風呂水を売って赤字をだしていたそうです。これらの投稿は150万回以上見られ、話題になっていました。
その後、返金される
ベルがPayPalに利益を奪われたのは5年ほど前ですが、2024年になりお金が戻ってきたそうです。こちらの記事で紹介されています。
そもそもPayPalはアダルト関連商品であるDVDや雑誌(風呂水など)の売買を認めているそうですが、これは米国内の取引に限定されているそうです。ベルはイギリス在住なので罰金の対象になってしまったようです。しかし、1年前に1件あたり$2,500の罰金制度を廃止していたそうです。
そのため今回の返金になったようです。ベルはPayPalの判断について「もし私にフォロワーがいなければ、返金はされなかったと思います。有名人じゃない一般の人は泣き寝入りするしかないのでしょうか? 私のTwitter投稿にも、同じ経験をしたと話す人が大勢コメントを残していました。」と話しています。
ここまでの内容はフィリップ・デフランコが紹介しています。
ベルの言うとおり、200万人のフォロワーがいるTwitterに投稿してニュースにならなければベルの収益は返ってこなかった可能性が高そうです。この件以来、ベルは風呂水を売ることはないのですが、ベラを模倣しておならを売ったり、風呂水を売ったりするクリエイターがいたように思います。彼女たちも同じように罰金を課されていたのか気になります。