スティーブン・トウィッチ・ボス(Stephen tWitch Boss)さんはプロデューサー、ダンサーとして活躍したエンターテイナーでした。人気番組『エレンの部屋』でもDJ、プロデューサーを務めていたスティーブンさんですが、2022年に拳銃自殺を遂げ40歳の若さでこの世を去っています。
2025年になりスティーブンさんの妻が自伝を出版して論議を呼んでいます。亡くなったスティーブンさんの名誉を傷つけるような内容だったからです。
愛されたダンサー死後に侮辱される?
妻のアリソン・ホルカーさんは「スティーブンのクローゼットにあった靴箱から大量の薬物が見つかった。薬物に依存している可能性があったとは知らなかった」と明かしています。さらにスティーブンさんの日記を読み「幼少期に何者かに虐待されたとする内容があった」とまで暴露しています。
その内容に反論をしているのはスティーブンさんの家族です。
スティーブンさんの家族たちは「本を売るためにウソをつき、スティーブンの名誉を傷つけている。スティーブンは決して依存症ではなかった。アリソン・ホルカーはナルシストで自己中心的な人。あなたと結婚していなければスティーブンは生きていたはず。自殺で使用した拳銃はあなたの名義のものですよね?」など反論をしています。
スティーブンさんの母親は孫たちに会わせてもらっていないことも告白しています。さらに多くの友人たちもスティーブンさんを擁護するコメントをSNSに投稿しています。スティーブンさんは(妻以外の?)多くの友人や家族に愛されていたようです。
本の宣伝でインタビューに応じるアリソンさんは「亡くなった夫」ではなく「元夫」と表現しているのも指摘されています。スティーブンさんの家族は妻アリソンに精神的に追い詰められた末の自殺だったのではないか、と示唆しています。
養女の投稿
スティーブンさんの遺族や友人の投稿に反論しているのはアリソンさんの娘であるウェスリーさんです。※元投稿は既に削除されています。
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ウェスリーさんは「母はスティーブンの家族と円滑な関係を保つためにできることをしてきた。別の州に住んでいるので会うのは容易ではない。スティーブンの家族は『血のつながりは何よりも強い』と表現しているけれど、それは私と母への嫌みだと思う。スティーブンは私を娘として育てていた。」と反論しています。ウェスリーさんはスティーブンさんの養子で、血はつながっていません。
さらに「葬式の日はスティーブンの人生に感謝する日ではなく、スティーブンの親戚が母をなじる日だった。スティーブンの家族とは今後付き合う気はない。」とも話しています。
真相は不明ですが、ウェスリーさんが母親アリソンさんの擁護をしたことで、単純な問題ではないように感じます。双方の言い分は違いますが、スティーブンさんにしか真相がわからない(ということはもう誰にも真相がわからない)ことが多く含まれています。
スティーブンさんはアリソンさんとの離婚を検討していたのではないか、とも言われています。アリソンさんがスティーブンさんが亡くなった2週間後にはSNSの名前を結婚前の名字に戻しているのは、親戚になじられたことと、離婚を検討していたからかもしれません。
妻と親族とが言い争うことになったティーブンさんを思うと気の毒になります。