メンタルヘルスを盾にするインフルエンサーと私的な話をしないインフルエンサーの違いは?

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毎日のようにSNSに動画を投稿するインフルエンサーは、常にプレッシャーを抱えています。不快になるコメントにさらされ、落ち込むことも多いようです。しかし、一方ではそれを口実に責任逃れをすることもあります。インフルエンサーの責任とメンタルヘルスのやっかいな関係を紹介します。

美容YouTuberのジャクリン・ヒルが動画シリーズ『Jaclyn’s Journey(ジャクリンズ・ジャーニー)』で赤裸々な心境を告白しています。古参美容YouTuberのジャクリンは、これまでに幾度も騒動に巻き込まれてきました。そのおもな理由は、売り出した商品に欠陥が発覚し炎上したことです。

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ジャクリン・ヒル

こちらは2021年11月8日に公開されたジャクリンの動画です。

I DON'T KNOW IF I CAN DO THIS.

ジャクリンは体重の急激な増加に悩んでいること、ダイエットするもすぐに失敗すること、ビジネスも人生もうまくいっているのにアンチコメントで落ち込むこと、プロデュースしたジュエリーの発売初日にウェブサイトがアクセス過多でクラッシュして悲しいこと、その後サイトはDDOS攻撃を受けたと判明したこと、などを話しています。個人的なことも打ち明けており、視聴者に同情させ、親近感を抱かせる内容です。

最近、ジャクリンは精神衛生のため「リップスティック事件を過去に葬り去る」と宣言しています。

リップスティック事件とは2019年にジャクリンが自身のブランドから発売した口紅が欠陥商品だった騒動です。口紅には謎の繊維が含まれていたり、溶けきらなかった油が粒状になって浮き出ていたりする写真がSNSに投稿され炎上していました。

念願だったブランド立ち上げ後の商品に欠陥が発覚して、ジャクリンはたいへん落ち込んでいたそうです。

ジャクリンのファンは思いやりのあるコメントを返しています。

確かにインフルエンサーが過剰に攻撃されることがありますが、メンタルヘルスを理由に同情を引こうとするのは責任逃れではないのかと感じます。会社は個人ではありませんが、インフルエンサーが会社の顔となり、個人の打ち明け話のように装って宣伝し、不祥事があれば泣いてみせて傷ついたと言ってかわすのは不誠実としか言い様がありません。パラソーシャル関係を築いた視聴者にとってインフルエンサーの責任を追及することは難しくなります。

美容YouTuberのジャッキー・アイナはあえて視聴者に個人的な話をしない、と持論を明かしています。

品が良いインフルエンサーは私的な話をしませんが、ジャクリンはあえて私的な話をすることで人気を得ています。ジャッキーの言うとおり、インフルエンサーが個人的なことを明け透けに話すのは、視聴者を懐柔するためです。このカラクリが分かると冷静になります。

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