YouTuber必見!今後YouTubeから低評価ボタンがなくなる?

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人気YouTuberは視聴者の好みの変化を敏感に読んで動画を作っていきます。視聴者の好みを読むのも大切ですが、それだけではなくYouTubeの方針について行くのも必要です。YouTubeが検索の上位に入れてくれるのはどんなタイトルの動画か、長い動画がいいか短い動画がいいか、最適な広告の入れ方は何か……。気にしなければならないことがいっぱいです。

今後の動向を読む上でヒントになるのは、なんと言ってもYouTubeを運営している人たちが何を考え、何をしようとしているかです。

YouTubeの重役トム・リオンがCreator Insider(クリエイター・インサイダー)で今後の方針を発表しています。

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今回の主な話題は動画の評価システムです。この動画でトムはディスライク・モブ(dislike mobs低評価ボタンを押しにくる集団)を引き合いに出し、動画の評価システムの改善を検討していると話しています。出された案は以下の通りです。

  • 現在は投稿者が評価ボタンの有無を設定できるが(見えないだけで視聴者は評価ボタンを押せて、結果が見えなくなっているだけ)、全て結果は非表示にする。問題点は高評価の動画も同様に分からなくなってしまうこと。
  • 低評価を押す理由をチェックボックスで記入する仕組みにする。目的は二つ。第一に、なぜ低評価ボタンを押すのか理由を記入することで、簡単に低評価を押せないようにできる。第二に、低評価の理由がクリエイターに明示されると改善しやすい。
  • 評価ボタンを取り払ってしまう。問題点は民主的でないこと。

2018のYouTubeリワインドは史上最も低評価が付いた動画になってしまいましたね。これもディスライク・モブのしわざだったのでしょうか。「悪評も評なり」ですが、低評価がたくさんつくと雰囲気が悪くなります。

YouTubeの運営側もよい動画文化を根付かせるように努力しているようです。動画では意見をコメント欄に書いてくれと呼びかけていて、よい方法を見つけるために努力している様子が垣間見えました。

【2021年11月12日追記】その後、YouTubeは正式に低評価の結果を非表示にすると発表しました。

YouTubeの低評価の結果が非表示に ハラスメント対策だがクリエイターからは不評
YouTubeが「今後、低評価の結果を非表示にする」と発表しました。低評価ボタンは存続しますが、結果は視聴者には表示されません。 懸案だった低評価ボタン YouTubeは2019年1月の時点で「動画の評価システムを改善するにはどうすればよい...
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