トランジェンダーの活動家でストリーマーのケファルズ(Keffals)が募金詐欺をした疑いが浮上し炎上しています。カナダ人のケファルズは政治ネタや時事ネタについて意見を述べるストリームで注目を集めました。
Twitchのフォロワー数は4万7100人、YouTube登録者数は5万2400人です。
ケファルズの問題
ケファルズは2022年に掲示板サイトのキウイ・ファームズ(Kiwi Farms)の利用者から中傷や個人情報を掲載されたと被害を訴えていました。
キウイ・ファームズの利用者が虚偽の通報をしたせいで、ケファルズの自宅がカナダの特殊捜査班に捜索される事件(スワット)も発生しています。ケファルズは警官から出生時の名前で呼ばれたのを理由に、警察署をトランスジェンダー差別で訴えると話していました。ケファルズは配信機器やPC、スマホなどの電子機器を没収されたので、損害が発生したそうです。損害を補填するための募金をゴーファンドミー(GoFundMe)で募っていました。
ケファルズは自宅住所が暴かれたので必要な引っ越し費用、没収された分の電子機器を購入する費用、また中傷をした人を訴えるための弁護士費用のためのお金を集めていました。ケファルズの騒動は大手メディアが大々的に報じて話題になったので、結果として約1600万円ほどのお金を集めていました。
そのお金の使途が今回、問題になっています。
ケファルズは身の危険を感じると話しつつ、自らアイルランドに行くと視聴者に告げ、アイルランドで外出しながら生配信をしていました。結局、居場所が暴かれ、また引っ越しをしています。身の危険を感じているにしては軽率な行動をしています。
ケファルズは電子機器が警察に没収されたと話していましたが、実際は3日後には返却されています。
さらにケファルズは薬物依存だったためリハビリ施設に入所をしていました。施設の入所にかかった費用はゴーファンドミーのお金を流用していたようです。ケファルズの疑いについてはTwitterスレッドにもなっています。
1)ケファルズは視聴者を騙して約1600万円を使った
2)オンタリオ州を相手取った訴訟は取り下げになり、ケファルズはウソをつき続けている。
(2024年9月22日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)
ツイートの画像は、ケファルズが当時の動画編集者に送った内容で「ゴーファンドミーのお金を使った内容がバレれば確実に炎上する」と書かれています。ケファルズは自分が悪いことをしている意識があったようです。
(2024年9月22日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)
ここまでの詳しい内容はYouTuberのムタハ(サム・オーディナリー・ゲーマーズ)が1時間半の動画にまとめています。
ムタハの動画ではゴーファンドミーの問題だけではなく、これまでのケファルズのウソをすべて暴いています。
ニュースチャンネルも
ムタハの動画を受けて、ニュースチャンネルのTYTも訂正動画を出しています。TYTでは2022年に「トランスジェンダー活動家のケファルズが悪質なサイトに対抗するために募金を呼びかけている」とケファルズを支援する動画を出していましたが、今回の告発を受けてケファルズは詐欺師だったと釈明しています。
ケファルズは精神状態が不安定なようで、発言内容は日によって変わります。ケファルズを応援している視聴者も多くいるようですが、このままでは支持者が離れていきそうです。
キウイ・ファームズがなくなったとき、事情が複雑すぎてきちんとした記事にできなかったのですが、ケファルズの発言内容がコロコロ変わるのも要因だったようです。
キウイ・ファームズは利用者の質が悪いので有名だったようですが、それと戦ったケファルズも同レベルだったのかもしれません。