BennyはゲイとYiannopoulos 陰謀論に走るCandece Marjorieはトランプにさらば Ethan Kleinはジャーナリストを粘着攻撃

社会・政治

米国が崩壊していくニュースが毎日のように続いています。第二次トランプ政権がポンコツなだけが理由ではありません。

トランプ率いるMAGAの周辺にまとわりつく右翼陰謀論者や政治ポッドキャスターたちも内部でケンカを始めるポンコツぶりです。残念ながらケンカをしているのは右派だけでありません。政治的に左派だと自称していたYouTuberのイーサン・クラインは同じく左派のジャーナリストであるテイラー・ロレンズに粘着的なハラスメント投稿をしています。

以下の内容は概ねThe Serf Timesが紹介しています。

Benny Johnson OUTED – Tim Pool shot at?! – Candace Owens finally names Erika Kirk – total CIVIL WAR
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ゲイ?ベニー・ジョンソン

ロシアから資金を得てニュースを報じていたベニー・ジョンソン(Benny Johnson)が右翼陰謀論者のマイロ・ヤノプルス(Milo Yannopoulos)隠れゲイだと言いがかりを付けられています。

ヤノプルスいわく、「隠れゲイのジョンソンはホテルの部屋に若いゲイ男性を連れ込んでいる。ロビーではジョンソンの妻が泣いて悲しんでいる。」と話しています。

2025年12月5日に配信されたティム・プールのPodcastにゲスト出演したヤノプルスがそのように話しています。

よりによって共演しているのはウソをついて当選した元政治家で筋金入りの詐欺師ジョージ・サントスです。サントスは「そんなこと言って訴えられないかこわくないの?!」と反応しています。有罪になったサントスをおののかせるヤノプルスすごい。

事実かどうか不明ですが、あるゲイ男性は2013年のバズフィード・パーティでジョンソンといちゃこいたと告白しています。その男性は「いまだにジョンソンがゲイであることを隠しているなんて信じられない。セラピーに行くくらいなら国賊になるって考えの人。」と投稿しています。

告発をされたジョンソンは名誉毀損でヤノプルスを訴えると投稿しています。加えてジョンソンは幸せな家庭を演出する家族写真を投稿しているので、いじられています。

「ゲイだと隠して幸せな結婚生活を演じるラベンダー・マリッジの典型だ」とジョンソンの家族写真はミームになっています。

ヤノプルスは「訴訟になったとしても事実を証明できるので、問題ない。」と強気の姿勢を見せています。「ついでですが、ヤノプルスは「小さいころ大人のおじさんにいたずらされたせいで僕はゲイになっちゃったけど、これっていいことだと思うよ。」と発言したら大バッシングを受け、結果「転向療法を受けてゲイじゃなくなったよ。」と発言するもまだ元カレと一緒に暮らしているとウワサされるなど迷走しまくりです。個人的には、ヤノプルスはゲイのままだろうし、ゲイだからジョンソンがゲイなのも察知しているのだろうという気がする。

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MAGAを去ったマージョリー

MAGAの政治家マージョリー・テイラー・グリーンは60 Minutesに出演しトランプと袂を分かっています。決定的な理由はエプスタイン文書の開示に賛成票を投じたからだ、と話しています。

Marjorie Taylor Greene: The 2025 60 Minutes Interview

番組での発言に反響が大きかったマージョリー・テイラー・グリーンはTwitter(現X)に「私はアメリカ第一です」とイスラエルからの資金を受け取った政治家を暴露するアカウントAIPACトラッカーの写真を添付して、改めて純粋な米国第一主義は自分だと主張しています。

マージョリー・テイラー・グリーンの御子息は殺害予告を受け取ったそうで、トランプに反旗を翻すのは命がけのようです。

資金が底を突く?ティム

ポンコツストリーマーのティム・プールはロシアからの資金が絶たれたため会社が財政難に陥っていると話しています。警備にお金がかかりすぎて純粋な赤字だそうです。

ヘイトと誤情報を拡散している彼の番組がなくなれば、世界が少し平和になりそうです。ヤノプルスやサントスを出演させて、資金は潤沢そうですが、よくわかりません。

キャンディス・オーウェンズは二号さん

陰謀論者のキャンディス・オーウェンズ(Candace Owens)は2025年に暗殺されたチャーリー・カークの妻エリカ・カークにケンカを売っています。エリカが暗殺の真相解明を希望していないから、が理由だそうです。

チャーリー・カークが亡くなった後、生前のチャーリーと親密なやりとりをしていたメッセージのスクショを公開していたオーウェンズです。エリカよりも職場のチャーリーをよく知っている、とでも言いたげなオーウェンズは「ラッパーが亡くなった後うじゃうじゃ出てくる浮気相手の女(side chick)の投稿みたい」と言われていました。

マクロン大統領夫人を「トランスジェンダー」と番組で言い続け、とうとう訴えられているオーウェンズは、このままエリカの中傷をして、訴えられないか心配になります。それでも陰謀論者で話題になるなら何でも言うグリフター(grifter、詐欺師)のオーウェンズなので、訴訟沙汰も歓迎なのでしょうか。

確かにチャーリーの死後エリカはCEOの座に納まり、精力的に講演活動を続けていますが、夫を失った悲しみを振り払うために頑張っているだけなのかもしれないので、推理小説の鉄則「殺人で利益を得る者が犯人」を振りかざすのは正しくないのではないかと思います。ただ、端から見ていると本妻と二号さんの遺産争いのようで楽しめます。

グラッジ爺のイーサン・クライン

恨みを持った相手を粘着的に攻撃するなら右に出る者はいないイーサン・クラインが、ジャーナリストのテイラー・ロレンズを攻撃しています。イーサンは、左派の政治コメンテーターのハサン・パイカーと仲良くしているテイラーも敵認定しているようです。

さらに、自己免疫疾患がありコロナ後も医療グレードのマスクを付けて外出するテイラー・ロレンズについて「彼女を見かけたとしても絶対に咳をふきかけないように! 地下鉄でテイラーを見かけたら緊急停止ボタンを押すこと!」などと投稿しています。

テイラーは「さまざまな持病があり苦しんでいる人がいるのに、茶化すような投稿をしてファンにハラスメントを促すような投稿をしているのは不謹慎すぎる」と批判しています。

イーサン・クラインは最近、批判してきた女性ストリーマーを次々に訴え勝訴しています。お金にものをいわせて弱いストリーマーを黙らせるイーサンを嫌う声も多々あります。

右も左もストリーマーたちはケンカをしています。同じ穴の狢たちがケンカを始めているのはどのような兆候なのでしょうか。

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