死の床の老人か狂った犯罪者か究極の選択を迫られる2024年アメリカ大統領討論会

社会・政治

史上最高齢の米国大統領討論会が2024年6月27日にCNN司会のもと行われました。ドナルド・トランプ元大統領は78歳、ジョー・バイデン大統領は81歳です。

バイデン大統領は言葉が出てこない場面が数回あり、トランプ元大統領は言葉は出てくるものの話す内容はウソばかりという結果でした。どちらに投票しようか迷っている有権者をますます困惑させる討論会となりました。

スポンサーリンク

質問に答えない二人

1時間半の討論会では、候補者は二人とも司会者の質問に答えるよりも有権者に印象を残すために言葉を使っている様子でした。トランプ元大統領が答えている間、バイデン大統領の顔も映っていましたが、表情がよくありません。

一方トランプはCNNが討論会中にファクトチェックをしないことを良いことにデタラメな内容ばかり話しています。「俺はポルノスターとは寝ていない、ナンバーワン!」「人工妊娠中絶の違法化は法の専門家を含めてみんな望んでいた」「1月6日、我々は世界中から一目置かれる存在になった」「バイデンは犯罪者だ」などです。

スポンサーリンク

視聴者の反応

有権者は彼らをどう表現しているでしょうか? バイデン大統領については「年寄り、不適格、ぼけ、うそつき、信頼できる」です。トランプ元大統領については「犯罪者、悪、すばらしい、腐敗、不愉快、リーダー」だそうです。

そもそも民主党の候補としてバイデン大統領の再選を推した陣営は老人虐待をしている、と指摘するのはTYTの創設者ジェンク・ユーガーです。

他方、反トランプメディアMTNのロン・フィリップコウスキはこのように投稿しています。

討論会が放送されている間のTwitter(現X)トレンドワードは「最低」「最悪」「削除」「なんてこった」が入っていました。

有権者の気持ちをよく反映したトレンドワードになっています。

それぞれの発言のファクトチェックはCNNの公式サイトで検証されています。

政策とは無関係のゴルフ話や互いを犯罪者と呼び合う緊張感に欠ける場面がありました。民主党の候補者として精彩を欠き頼りない印象を残したバイデン大統領について、ニュースサイトは次々に立候補を撤回すべきだとオピニオン記事を出しています。

バイデン大統領は風邪を引いていたとの声明が出ていますが、活力が足りないのは一時的ではないでしょう。事実に基づかない発言でも調子が一貫していたトランプ元大統領の方が優勢だと有権者に印象を残したようです。

※ツイートはギャグです。

討論会を見ていた人はこのように投稿しています。

バイデン大統領の表情についてこのような投稿もされています。

次回の討論会はABCが9月10日に主催します。

Who WILL Replace Joe Biden?

イーロン・マスクが経営権を握っていたらTwitterがクソになったのは周知の事実ですが、討論会の最中はTwitterが阿鼻叫喚であふれ、かつての日々がよみがえってきたような錯覚に陥りました。おじいちゃんたちがもっと元気になって次の討論会に出てきてくれるとTwitterももっと元気になるかもしれません。

タイトルとURLをコピーしました