女優ロリ・ロックリンの解雇と55兆円訴訟、裏口入学した娘はいじめを恐れ退学⁈

暗澹たる状況になった女優ロリ・ロックリンと娘でYouTuberのオリビア・ジェイドの続報をお伝えします（前二報はこちらとこちら）。

Lori Loughlin dropped from Hallmark channel amid college scandal

3月12日火曜日にFBIに起訴され、女優のロリ・ロックリン（『フラーハウス』、『こころ呼ぶとき』）と女優フェリシティ・ハフマン（『デスパレートな妻たち』）は逮捕されました。ロリ・ロックリンは$1ミリオン（約1億1000万円）の保釈金、フェリシティ・ハフマンは$250,000（約2700万円）の保釈金を払いそれぞれ釈放されています。

モッシモ・ジャヌリとロリ・ロックリン

ロリ・ロックリンと夫でデザイナーのモッシモ・ジャヌリは5500万円の賄賂を払い、娘たち（長女イザベラと次女オリビア）を南カリフォルニア大学に裏口入学させた罪に問われています。メディアが大々的に報道した後、賄賂で裏口入学した子どもたちのせいで、正直な生徒が大学で学ぶ機会を奪われたと批判が噴出しています。

夫でデザイナーのモッシモ・ジャヌリはターゲットで売られている衣類ブランド「Mossimo」のデザイナーです。

ロリ・ロックリンは逮捕後、出演していたドラマ『フラーハウス』と『こころ呼ぶとき』の降板が発表されました。

さらに、元教師のJennifer Kay Toy（ジェニファー・トイ）さんと息子のJoshua Toy（ジョシュア・トイ）さんが裏口入学で逮捕された人物たちを相手取って訴訟を起こしました。精神的な苦痛、息子の進学の枠を奪ったことに対する55兆円（$500ビリオン）の賠償金を求めています。原告はジェニファーさんと息子のジョシュアさんです。

ジェニファーさんの訴えはこうです。

「怒りが込み上げ深く傷付いています。私の一人息子のジョシュアは努力を怠ったから入学できなかったわけではありません。金がある人物がウソをつき、卑怯な手を使い、賄賂を渡して名門大学に入学したから、息子が入学できなかったのです。」