YouTubeをban（追放）されてしまった海外YouTuberを紹介します。言論の自由はもちろん保証されねばなりませんが、YouTubeは私企業であるため規約に違反したユーザーを追放する権限があります。
紹介するYouTuberはそれぞれ納得の理由で追放されています。
以下はこちらの動画を元に書いています。
アレックス・ジョーンズ(Alex Jones)
アレックス・ジョーンズはミシェル・オバマ（第44代アメリカ合衆国大統領夫人）は男だ、サンディフック小学校銃乱射事件は実際に起こっていない、レディ・ガガは悪魔崇拝している、米国政府は通称「ゲイ爆弾」を投下し人々をゲイにしているだけではなく蛙までゲイになってしまったなど、悪質な陰謀論（憎悪表現）から冗談としか思えないものまで、ウソ八百言いたい放題「ニュース」として報道していました。
アレックス・ジョーンズに関する本サイト記事はこちら。
Twitterがアレックスを追放したニュース動画です。
DaddyOFive
当初、父親であるDaddyOFiveはホームビデオのようなものを投稿していましたが、子どもたちに対する虐待では？と注目され始めます。子どもたちが泣いていたり、殴り合いをするようにけしかけたり、過度な「いたずら」をしている動画で問題になりました。
最終的に、動画を削除し5年間の保護観察処分を言い渡されます。5人の子どものうち、2人は生みの母親の元に戻されます。その後FamilyOFiveとチャンネル名を改め活動しますが、相変わらず虐待が疑われる投稿を続けたためYouTube追放となりました。
DaddyOFive（本名Michael Martin）が親権を失ったニュース動画です。
Surveillance Camera Man
Surveillance Camera Manは突然カメラを向けられ怒った人々を許可なく撮影し続け投稿していました。トム・クルーズが所属していることで有名な宗教団体サイエントロジーの教団内や大学の教室、ファーストフードの調理場に侵入したり、通行人を撮影したりすることも。悪質な嫌がらせ行為としてYouTubeに注意勧告され追放処分が下される前にLiveLeakに動画を移動したようです。
どのような動画を投稿し、追放に至ったかを説明する動画です。
Boots666
この人物はナンシー・シナトラの歌『These boots are made for walking』をもじったThese boots are made4crashingというチャンネルで投稿していました。内容はひたすらブーツで何か（食べ物など）を踏みつぶす、という意味不明ですが一見無害そうなものです。しかし実はフェティッシュの一種であるそうです。ここまでは問題ないのですが、このようなフェティッシュ動画好きの人のために作成者はBoots666というもうひとつのチャンネルを持っていました。こちらには残酷で過激な内容の動画を投稿していました。（酷い内容のため詳細は書きません。）内容が違法行為に当たるためYouTubeを追放されました。
Britbong
Britbongはトロール（否定的な書き込みなどの迷惑行為を繰り返す人間の事を「インターネット・トロール」と呼ぶ）チャンネルとして活動していました。他ゲーマーに対するいじめと嫌がらせ行為を繰り返すほか、LGBTQ差別をしていました。YouTubeを追放された後twitchに移動し追放されhitbox.tvに移動しますがそこでも追放され、YouTube Gamingに移動しますがまた追放されます。懲りない人ですね。
こちらは詳しく解説している動画です。
【2021年3月5日追記】後に、H3H3のイーサンがBritbongを使ってDramaAlertのキームスターに嫌がらせをする事件も起こっています。
Evalion
カナダ人YouTuberのEvalionは「ユダヤ人を判別する方法」「ヒトラーは悪人ではない理由」など人種差別的な動画を数多く投稿していました。登録者が4万人に達した時点で追放されました。Evalionは本名で検索すると未だに白人至上主義者たちにアイドル的に祭り上げられています。
皮肉を交えつつ追放に至った経緯を説明している動画です。
以上YouTubeを追放された人々でした。
理由は様々ですが人を不快にさせる動画を投稿すると追放されてしまいます。過激な動画は一時的に人目を引くことはできるかもしれませんが長く動画投稿を続けて人気を保つためには、まっとうなやり方をするのが一番ですね。いじめや政治的偏向のある動画がよくあるのは知っていましたが特殊な性癖の動画がアップロードされているのは初耳でした。
Image:CHANNEL ALL IN ONE
