米国でTikTokが停止!悲観したスターは最後の暴露大会!しかし半日後に復活!

テック・科学

アメリカでは使えなくなると予告されていたアプリTikTokが2025年1月19日に数時間だけ消え、復活しました。復活すると知らなかったTikTokのユーザーは号泣し、思い出の動画を投稿し、これまで言えなかった暴露をしてTikTokの利用停止に備えていました。

TikTokの利用禁止はトランプ政権下の2020年に最初に議論され、その後バイデン政権に引き継がれて実施されました。ユーザーの情報が中国政府に流れる恐れがあるからというのが理由ですが、たんに大人気アプリを米国資本に買い取らせたいだけかもしれません。

利用できなくなってから復活するまでの一部TikTokユーザーの混乱を紹介します。

スポンサーリンク

消える前に

TikTokスターのアレックス・アールは「本当に消える実感が湧いてきた」と泣いている動画を投稿していました。「投稿するのも好きだったけど、みんなと交流するのも好きだったから、本当に悲しい。眠れない」と話しています。

TikTokのおかげで人気者になり、大金持ちになったインフルエンサーにとってTikTokの禁止は大きな痛手になったでしょう。

人気TikTokスターたちが消える前に秘密を暴露をする流行も発生していました。一時期TikTokの代名詞になっていたチャーリー・ダミリオは未成年時、電子タバコを吸っていた疑惑がありましたが、当時「不安を解消するためのものだから(電子タバコではない)」と釈明していました。今になり「不安を解消するために吸う(anxiety pen)って何だろうね。」と吸っていたのは電子タバコだったことを認めています。

他にも運動系インフルエンサーは実は筋トレではなく整形(ブラジリアン・バットリフト)で体型を作っていた、大食い系インフルエンサーは実は食べていなかった、特殊な氷を作って話題になったインフルエンサーが実は作った氷を使っていなかった、ファンデーションを大量に使い有名になった美容インフルエンサーは「実際そんなにファンデーション塗っていない」などと自ら暴露しています。

これらの暴露についてファンは「インフルエンサーの運動を参考にしていたのにウソだったのか」、「ウソつきだとは思っていたけどここまでだとは…」との反応を見せていました。

さらに、TikTokスターのグリフィン・ジョンソンは「リル・ハディは7月8日にウソはついていない」と投稿していました。

これは、2020年7月8日のリル・ハディのTwitter投稿を指しています。当時、人気絶頂だったTikTokスターたちはお互いに浮気しまくっているとの内容でしたが、事実だったそうです。そんなに暴露して大丈夫なのかと心配になりますが、時効なのでしょう。

消えてしまうTikTokなのでこれまで言えなかったことを暴露しよう、との流行でした。

スポンサーリンク

使えなくなった

TikTokが夜に使用できなくなったと気付いた美容インフルエンサーのジェームズ・チャールズは特殊な方法でアカウントを作り、使えたと投稿していました。実際、TikTokは7時間から14時間ほど使えなくなっていたようです。

阿鼻叫喚になっていたTikTokの停止でしたが、その後、復活しました。暴露をしていたインフルエンサーは気まずいですね。

「作った氷は使ってません」と白状したインフルエンサーは気まずそうに氷の型を持ち出し、復活しています。

TikTokが使用できなくなったのは茶番ではないかと指摘するのは元TikTok社員です。彼は「そもそもトランプが指揮したTikTokバンをトランプが復活させたとする説は100%正しい。TikTokが『トランプ大統領のおかげで復活しました』のメッセージも含めて茶番だ」と投稿しています。

実際、まだ就任していない、大統領の権限のないトランプに謝辞を述べるのは妙です。トランプ大統領にはおべっかが効くという読みがあるのでしょう。

TikTokおかえりなさい

TikTokおかえりなさい

復活したTikTokですが、検索結果が変更になったと指摘されています。ファシズムやパレスチナ、ロサンゼルス山火事なども表示されないようです。

同様の指摘を他のTikTokユーザーもしています(動画)。他の国では検索結果が表示されるので、アメリカだけの仕様変更のようです。

TikTokを米国内で停止させるよう議会に働きかけていたメタのマーク・ザッカーバーグを批判する声も上がっていました。Instagramの代わりにRedNoteを使おうということのようです。

今後のTikTokが誰の手に渡り、どのような運営になるのかは不明ですが、変化が起こるのは確かなようです。

タイトルとURLをコピーしました