英国ロイヤルファミリーの服装ルールを写真と動画で解説

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メーガン・マークルさんとハリー王子のロイヤルウェディングは記憶に新しいですね。これでロイヤルファミリーの一員になったメーガン・マークルさんには服装について守らなければならないルールがあるようです。動画では10個、例をあげて紹介しています。

フランス人YouTuberジュスティーヌ・ルコント(Justine Leconte)の動画です。

The Royals can’t wear this… ǀ 10 rules all royal family members need to follow ǀ Justine Leconte
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その1:なま足禁止⁈

英国ロイヤルファミリーの女性は公の場に出る際、必ずタイツを着用しなければなりません。薄く、肌色に近いものでも、カラータイツでも自由です。けれども、なま足で外出することは厳禁なようです。

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その2:谷間は出してはならない⁈

谷間を出す事は不適切と考えられるので、クィーンは絶対にしません。ケイト・ミドルトンさんも種々のネックラインを着用していますが、胸元があらわになる服は着ていません。例外はプリンセス・ダイアナで、イブニングガウンとして、露出がある服を着ていました。その際はクラッチバッグを必ず胸元に当て、お辞儀をした時胸元が見えないように工夫をしていました。

その3:パンツスタイル禁止⁈

ロイヤルファミリーの女性陣は正式な場ではスカートの着用が好ましいとクイーンは考えているそうです。パンツスタイルはカジュアル過ぎるそう。なお、スカートの丈も規定があり、必ず、ひざ下丈でなくてはなりません。

その4:黒は葬式の色⁈

イブニングガウンとして稀に着ることはあっても、黒は基本的にお葬式に参列する時の色だそう。ロイヤルファミリーは旅行や国外の公務につく際、必ず喪服一式を持って行きます。急な訃報に対応できる準備をしているのですね。クイーンのお父様が亡くなった際、クイーンは海外にいました。英国に帰国しても、喪服を持っていないため、飛行機から降りられなかったそうです。結局、飛行機まで喪服を届けてもらい事なきを得たそうです。そんな経緯でこのルールは出来ました。

その5:帽子もロイヤルファミリーの証⁈

一般の人なら、結婚式など特別な正装時には帽子を着用するかもしれませんね。しかし、ロイヤルファミリーは毎日、芸術的な凝ったデザインの帽子を着用します。帽子の起源は古く、貴族社会でもみられました。1950年頃(クイーンが王位を継承した頃)女性は外出のとき髪の毛を、帽子で隠すのが好ましいとされていました。

さて、夜の装いはまた違います。独身のロイヤルファミリーの女性は素敵なヘアセットで出掛けます。既婚のロイヤルファミリーの女性はティアラを着用します。ティアラはパーティーに出席した男性陣に「この女性は、結婚していて立ち入り禁止です。」と示す印になったのですね。

その6:小さい王子にも規則が⁈

王子はトラウザーではなくショートパンツを履くルールがあります。プリンス・ジョージは真夏も、どんなに寒い真冬でもショートパンツを履いていますね。8歳頃まで履くルールのようです。こちらも起源は古く、「トラウザーは中流階級、田舎の普通の少年の恰好」という意識があった時代のなごりだそうです。

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(2022年9月18日:削除されたツイートをキャプチャ画像で置き換えました。)

その7:爪は自然に見えること⁈

自然とは地の爪の色に近いマニキュア(うすいピンク色、または無色)のみ許可されているそうです。

マニキュア
こちらがクイーンが1989年から愛用しているEssieの「Ballet Slippers」という色です。例外としてプリンセス・ダイアナは鮮やかな赤を塗ってたことがありましたが、クイーンはよく思っていなかったそうです。

その8:上着を脱いではならない⁈

どんなに暑くなっても脱いではならないそう。こちらの起源も古く、女性は外で服を脱ぐ行為を禁止されていました。公式な場では現れた恰好のまま、去るのが好ましいとされています。

その9:いつ写真を撮られてもいい⁈

ロイヤルファミリーは一度お城から出るとパパラッチに狙われます。しかし、いつでも洋服はしわ一つなく非の打ち所がありません。なぜか?それは王室のテイラーがしっかりと素材を選定しているからです。しわのできにくい厚みがあり密な素材を選んで、麻は着ません。(麻はしわができやすい素材です。)厚みのあるシルク、シルクとウールの混紡が好まれます。また例外もあり、プリンセス・ダイアナのウエディングドレスはしわが目立ちましたが、ボリュームのあるドレスを無理に車に載せたためだと言われています。また、メーガンさんのウエディングドレスも腰とウエストにしわが寄っていましたが、これは王室御用達ではないテーラーが手がけたため、と言われています。

素人目にはほとんど気になりませんが、ロイヤルファミリーは大変ですね。

その10:クイーンは厚底靴が嫌い⁈

特に、ウェッジシューズが嫌いとはっきり公言しています。しかし、ケイト・ミドルトンさんはウェッジシューズがお気に入りだそうで、打開策が出されます。クイーンが出席していない場に限り、履くのを許可しているそう。これからメーガンさんがどちらの側につくのか、注目ですね!

以上が10個のロイヤルファミリーの服装のルールでした。古くから続く慣習もあれば、王位について長いクイーンが生み出したルールも見受けられましたね。影響力絶大のクイーンですから、続く世代でもルールが踏襲されていくと思います。個人的に、非常に興味深い動画でした。

2019年6月30日:表記を改めました。

Image:JenPolishAholic

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